|
||||
| サッカー | プロレス | 格闘技 | 野球 | ノンジャンル | ターザン | ||||
| イビジェカフェトップ > ターザンカフェトップ > 夢香日記[2008年05月05日(月)] | ||||
|
音信不通
5月4日。午前中に日記を書きあげる。ターちゃんに電話。午後から競馬に行くという。なんでも、再びドリームパスポートに賭けるとか。そう、行ってらっしゃい。でも、私との約束も忘れないでね。 私は昨日からターちゃんに、新宿の高島屋に行きたいと何度も伝えていた。目的はふたつ。ひとつは本屋で私が読む本をターちゃんに選んでもらうこと。高島屋なら紀伊国屋書店が入っている。 もうひとつは、高島屋の向かいにある旅行会社HISに行くこと。そろそろサイパン旅行の具体的なプランを立てたい。 できれば、このふたつを4連休の初日に叶えたかった。そうすれば残り3日間の過ごし方がまるっきり変わってくる。しかし、昨日は時間がなく行けなかったので、絶対に今日は外せない。ターちゃんが言うように、私たちは狩猟的生き方。時間を無駄にはできないのだ。 夕方4時9分。そろそろメインのレースも終わっただろう。そう思ってターちゃんに電話を入れる。アレ? 電源が入っていないか電波の届かない場所にいる、というアナウンス。 何してるのかしら? まあ、でも終わったらターちゃんの方からかけてくれるだろう。しばらく待つことに。 4時48分、シビレを切らしてもう一度電話。呼出音はなるが留守電に。まったく、もう。どういうこと? でも、これなら着信記録が残るからすぐにコールバックがあるわね。 来ない。ちょっと、ちょっとお。17時1分、再びトライ。やはり出ず。もう、時間ばっかり過ぎていくじゃない。何してるのよ? 17時18分、出ず。17時22分、出ず。もう、イヤ! イライラを通り越して涙が溢れてきた。絶望。そういえば、母が昔、日曜日に父と遊園地に行く約束をしていたのに、前の日の夜からマージャンに行ったきり帰ってこないので、幼い子どもたちの手を引いて雀荘に乗り込んだ、という話しを聞いたことがある。 ねえ、内パクさん、男ってそういうものなの? 17時29分、何度目の電話なのか、ようやくつながる。 「夢香ちゃん、ガチョーンだよ。負けちゃったあ」 ノー天気な声。 「今どこにいるの?」 「えっ? 家だよ」 なんで家に帰ってきちゃうのよ。新橋にいたなら、どこかで待ち合わせして新宿に行けたでしょう。私は大泣きしながら訴えた。こっちも大事な4連休がかかっている。言い換えれば今後のキャリアがかかっているようなものだ。 「何回も電話したのに、全然出ないじゃない! エーン、エーン(泣く)」 「えーっ! そうだったの? 全然聞こえなかったよお」 「デパートに行こうって何回も行ったのにー」 「ゴメン、ゴメン。今から行こう」 6時半、秋葉原で待ち合わせ。6時45分、ようやく新宿に到着。急いでHISへ。 しかし、無残にもそこは真っ暗だった。日曜日は夜6時閉店。 「アチャー、夢香ちゃん、ゴメーン」 フン、もう知らないわよ。競馬に行くのはいいわよ。私にだって趣味があるもの。でも、そのあと音信不通にならなくてもいいじゃない。着信音が聞こえなかったって、それじゃあ直通電話を持つ意味がないでしょう。 そのまま、高島屋の別館にある紀伊国屋書店へ。文庫売り場をプラプラ歩きながら見て回る。私が気になったものを立ち読みしている間に、ターちゃんはひとりどこかへ行った。 しばらくして、店の紙袋を持って帰ってくる。そこには、宇野千代さんの本が7冊入っていた。 ありがとう、ターちゃん。私はすっかり上機嫌に。 新宿中村屋で食事をし、秋葉原のBECK‘Sで10時まで過ごす。 これで、連休の残り2日間が充実するわ。 本を抱えて家に帰る。そのまま夜遅くまで読みふけた。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||