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| イビジェカフェトップ > ターザンカフェトップ > 映画コラム[2008年05月01日(木)] | ||||
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なぜ親父が息子3人に勝ったのか?
映画「王妃の紋章」を見た。娯楽大作映画だからいいと思ったのだが、いっしょに見に行った彼女に「何よ、人が死んでいくシーンばかりで心臓に悪いじゃないの!」と抗議された。 いや、あれは完全な文句だ。見ると、目からポロポロと涙が流れている。え、ええ〜。この映画を見てそんな反応をするの? 信じられな〜い。ムチャだ。アチャーである。たしかに、死というよりも殺しのシーンが残酷なのだ。しかし、それも映画だし。 中国の古い時代の話である。王様には3人の息子がいる。長男は先妻の子。その先妻は亡くなったという設定だが、実は生きていた。 下の2人は後妻(王妃)の子。そこに後継者の問題がからんでくる。また、王様と後妻はうまくいっていない。 そんな中、先妻の長男と後妻ができている。もっというなら、先妻で父親が違う長女と王様の長男が恋仲。 この恋人同士は母親が同じ。近親相姦になる。まあ、そんなストーリーである。結論を言ってしまうと、息子3人は“父親殺し”に失敗。 アチャーである。最後に生き残ったのは、王様の親父なのだ。私からするといい加減にして欲しい。冗談ではない。 あとから生まれたものは、先に生まれたものに必ず勝つ。それが世の中の法則のはずだ。それなのにこの映画ときたら、息子が3人とも討ち死に。 なんというざまだ。腹が立ってきた。絶対的権力を手にしている徹底的に強い父。その父にも弱点やアキレス腱はあるんだよ。 もう単純にいって王様はトシをとっている。だから、「年齢」「愛」「性」、この三つだ。巨大権力者のコンプレックスは。もうそれが丸見えの映画だった。息子たちよ、なぜ君たちは父に負けたのか? 不思議だ。 ターザンカフェより) |
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