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| イビジェカフェトップ > ターザンカフェトップ > 煩悩菩薩日記[2008年05月10日(土)] | ||||
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パリ女論
雨。気温もガクンと落ちた。午後3時前、夢香姫と上野へ行く。中央通りのチケットショップで“パリ100年展”を700円で売っているというのでその店を探す。 これは谷賢から教えてもらったもの。通常の入場料は大人1400円。半額ではないか? 大黒屋でも千円なのに。助かった。それで東京都美術館に行く。私は2回目だ。結局、閉館時間の5時まで見てまわった。 エッフェル塔のミニチュアセットがあるところでは、彼女と長椅子にすわり壁にもたれるようにして昼寝をした。 ホントにぐっすり2人とも眠りに落ちた。気持ちがいい。美術館で仲良く寝てしまうとは、私たちも度胸がいい(笑い)。 彼女は絵よりもロダンの彫刻の方に強い関心と興味を示した。意外である。自分で絵はとても描けそうにないけど、彫刻ならできそうな気がするというのだ。じゃあ、私の顔を彫刻にして。 ボードレールやバリザックの彫刻はたしかに迫力があった。とにかく彼女の面白いところは興味がないことと、あるところがいつもはっきりしていることだ。 それをズバリ口に出して言う。「私はこうよ。こう思う。こう感じた」と。それがいい。だから飽きない。いつも新鮮だ。 美術館を出るとJRの山手線で上野から秋葉原に移動。秋葉原の駅の構内にある“さぬきうどん”のコーナーで夕食をとる。 やっぱり腹がすいては何もできない。かぼちゃと春菊とまいたけをトッピングする。私と彼女はそんな時でも常に2人だけのパーソナルトークを始める。 食事は実をいうと二の次。話すことの方が大事。本命なのだ。このさぬきうどんの店はセルフサービスなのだ。 大学の学生食堂みたいでムードがある。そのせいかたいがい話は私が質問する形で進行する。この時はズバリ“官能論”だった。 というのはこの日、名古屋の原田さんからメールがきて、夢香姫にはぜひ官能小説を書いて欲しいと言ってきたからだ。 私が彼女に渡した宇野千代さんのエッセイ本はすでに2冊読んでいる。宇野千代さんは官能小説で有名なのだ。 それにしてもさぬきうどんのコーナーで官能論をしているのは、おそらく私たちしかいないだろう。バカップルとはこのことだ。 それもクソ真面目になってしているところが面白い。私は気が付かなかったけど、向かいにひとりすわっていたおばさんが「この人たちなんなの?」という顔をしてじろじろ見ていたそうである。 SEXという言葉はきわめてプアだ。私からすると禁句。禁止用語。そこはやはり官能というべきである。 たとえば「ねえ、SEXしない?」よりも「ねえ、官能しない?」の方が絶対にいい。だから私はSEXという言葉が好きではない。 ドライな感じがしてイヤなのだ。当然、日本語の“やる”“やった”という言い方は言語道断。もう男の側からの最悪の言葉だ。 彼女の魅力はスイッチがはいるとトーク中でも目が官能的になることだ。両目を大きく見開いてネコ科動物になる。 あれは完全に快楽自体を獲物と考えている目だ。結局、ああだ、こうだときわどい話をしたが彼女が言った結論は何か? 「つまりさあ、いかに好きだ、好きだよ、愛しているという言葉を相手に言い続けるかよ。それって言葉に出して言われないとダメね。いつ、どんな時でも・・・」 そうか女の人はそれを一番求めているのか。秋葉原の駅を出てカフェにお茶をしに行った時もこの話は続いた。 この日は7時から近くの「ルノアール」の会議室で“ビジュツイッキ塾”がある。まだ6時だ。谷賢から電話があったのは6時30分頃。 近くに来たという。じゃあ、すぐにこっちに来いと私は彼にそう言った。10分後、いきなり夢香姫が「谷賢がくる前に私のことを愛していると言って!」と急にそんなことを言い出した。 私が彼女の右の耳に顔を寄せて「愛しているよ」と言ったら谷賢が突然、現れた。オイ、オイ、オイである。 「芸術都市、パリ100年展」。それを題材にした“ビジュツイッキ塾”。参加メンバーは幹事の谷賢。 ポッドキャストをとる吉永君。美術好きの内博(ウチパク)さん。それに夢香姫と私。これが第1回のメンバー。 創立メンバーと言った方がいい。はたして第2回はどうなるのか? 湊君が来てくれた。彼は大学生代表だ。偉い。そして“文章講座”の一期生、谷保(やほ)さんが登場。ワー、めずらしい。 びっくりしたのはまったく新しい人が来たことである。36歳男性。既婚。生まれたばかりの1歳の子どもがいるといった。 職業は“とび職人”。佐賀県出身。現在は小岩に住んでいる。え? 夢香姫は新小岩だからとなりの駅じゃないか。 ウン、まったく知らない人が参加したのは大、大、大成功だ。勝利宣言をする必要がある。合計8人かあ。いいなあ。 よしパリ論、都市論、芸術論をやろう。といいながら“パリ100年展”は意外と焦点が定まらない展覧会。 そこで私はエッフェル塔に目を付けた。最初はエッフェル塔論でいこう。それがいい。決めた。 ホワイトボードを使ってエッフェル塔とは何か? それをテーマにしたのだ。これははまった。 “パリ100年展”の陰の目玉はエッフェル塔だったのだ。新しく来た人の名前は羽深(はぶか)さんという。変わった名前だ。 奥さん(26歳)がターザンカフェの“日記”のファンだというのには驚いた。よく2人して私が日記に書いていることで討論したりするそうである。 9時に“ビジュツイッキ塾”は終了。それから韓国料理店に行き食事会。途中から仕事が終わった人見君も駆けつけた。 ウーン、この店のマッコリは種類がたくさんあって非常においしかった。口当たりがいい。鍋料理は辛かった。11時、解散。 まだ外は雨が降っている。最後、次の“ビジュツイッキ塾”は何にしようかと話し合った、そして今回の“ビジュツイッキ塾”は早くもポッドキャストで翌、5月11日の午前中にはアップされる予定。 さっそくチェックして欲しい。この日記を読んだらすぐ聞けである。今日の“四字熟語”は何にしようか。パリ女論にする。パリという街は女だ。それが世界の大都市と比べた時、パリがパリたるゆえんなのだ。 ターザンカフェより) ★ 博多実践文章講座 5/15(木)14:00〜 福岡市中央区荒戸3−4−16 九コンビル2Fセミナールーム ★ 出張熊本実践文章講座 5/15(木)19:00〜 熊本県民交流館パレア 会議室5 ★ ターザン山本! のポッドキャスト:http://tarzanpod.cocolog-nifty.com/blog/ |
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