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美人の五要素について。

ある深夜のことだった。いつものように遅い帰宅である。たしかあれは午後11時20分頃だったと思う。
自転車を飛ばし中川にかかる本奥戸橋まできた時、橋をひとりの若い女性が歩いていた。
その女性の後姿がボクの視界にはいった時、ボクは一瞬ドキッとした。その女性の髪形はアップされていたのだ。
肌がむき出しになったうなじ≠ェ目に飛び込んできたのだ。ボクはその時、欲情を感じた。それはボクのせいではなく本能的条件反射だった。
だからといってボクは欲情をそのまま行動に移すような人間ではない。ただハッとさせられたことだけはたしかである。
やばいなあ女性って。女性という存在は危険がいっぱいである。ボクはそのまま彼女の横を自転車で通り過ぎると本奥戸橋を一気に渡りきって家に向かった。
たったそれだけのことである。川のある風景。橋のある風景。しかも深夜である。
・ボクは女性の美しさは横顔≠ノなると考えている人間である。正面の顔は好きではない。
家に帰るとボクは少しだけ考えた。あ、そうだよ。現代の女性の多くは後ろ髪は中央の部分を長くして、うなじをすべて隠している。
それが彼女たちの流行、スタイルなのだ。そう思って街に出たり地下鉄や電車に乗った時、女性の後姿を見ると、なるほどうなじを見せている人は10人に一人か二人ぐらいである。
ボクは女性の美しさは横顔≠ノなると考えている人間である。正面の顔は好きではない。半分しか顔が見えない。それが横顔の魅力なのだ。
しかも彼女たちの視線はボクではなくまったくボクとは別の方を向いている。それがとてもいいのだ。好きなのだ。これは個人的な好みの問題である。
でも女性たちが化粧をする時は、鏡に向かって自分の顔を正面に見ている。違うんだよなあ。
ボクは女性の後姿や横顔を見ることとスイッチがはいることが多い。
正面で好きなのは化粧でいじれないおでこ≠ネのだ。首すじやうなじの肌の感覚も大好きなのだ。そこもまた化粧外の領域である。
これからは女性を見る時、ボクは後姿を一つの基準にしよう。それで合格点にいっていなかったら興味を持つのはやめよう。
これはボクの勝手な解釈である。横顔美人、後姿美人、おでこ美人、首すじ美人、うなじ美人は美人の五要素である。
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