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出版の基本について。

雑誌は売れなくなった。本は売れなくなった。実際に出版業界は斜陽産業と言われている。事実はその通りなのだ。
これからの出版界は新しく生まれ変わっていくしかないだろう。たしかにそういう時期にきている。それを考えるとボク的には真の出版人はもう日本にはいないよ。
出版の世界にいい人材、才能のある人ははいってきていない。だってあまりうまみ≠ェないんだもん。ビジネス的にも右肩あがりとは、どうみても言いがたいもん。
そうしたら若くてベンチャー意識の高い人は出版の世界にはいかないよ。
・本が売れないということは、君たちは錬金術師として失格なのだ!
ところでプロレス界に目を転じてみると、専門誌(紙)がまったく売れない状況になっている。それはもはやどん底状態である。
それも回復不可能。とにかく明るい材料がいっさいなしというきびしさだ。ほとんどあきらめの心境。そういうムードがいっぱいなのだ。
だから今やみんな「誰がやってもだめだ。ムダだ!」という気分が支配的になっている。そうなるとボクは言いたくなってくるのだ。
出版というのは「もともと無から有を生み出す錬金術!」のことなのだ。本が売れないということは、君たちは錬金術師として失格なのだ。
だいたい「誰がやってもだめだ!」というならもうその仕事をやる資格がない。すぐにやめてほかの仕事を探すべきだ。
また誰がやってもだめならすぐに本は廃刊にすべきである。資源のムダ使いになるからだ。労力の無駄使いでもある。
だいたい本というのは「形のないものを価値として売っていくビジネス」のことなのだ。
だから始めから無理なことに挑戦していくこと、無駄なことにチャレンジしていくものなのだ。
みんなわかっていない。わかっていないよなあ、基本が…。
ターザンカフェより)
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