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旅について。

ボクには旅≠ェ必要だ。今日、大阪に二泊してそのことを痛感した。初日は「PRIDE」の試合を見た。これは取材だから仕事である。

2日目は仕事抜きで大阪の日曜日を昼は競馬、夜は友人と食事をしてすごした。

それがいかにボクにとって心地よい世界であったかを、偶然にも初めて知ったのだ。

今、思い出してみると1日の睡眠時間は2日とも3時間ちょっとしかとっていない。深夜、遅く寝て、朝は非常に早く起きてホテルの部屋で原稿を書いているのだ。

午前4時、5時、6時がボクが原稿を書く時間帯である。ボクはそれをターザン山本!にとって絶対時間とか真空時間と呼んでいる。

その時間、普通の人はみんなたいがい寝ている。そして当然のことだが世界は闇に包まれて静まりかえっているのだ。

ボクからすると「みんな寝ろ。寝ていないよ。起きるんじゃない。起きているのはこの俺ひとりでいいんだからな…」と言いたいのだ。

もしボクひとりがその時、この世界で起きているとしたら(そういうことは現実的にはない)、ボクはそれこそ世界を占領、独り占めしたことになる。

そのこともあって絶対時間とか真空時間と書いたのだ。どういう形にしろ、ボクはその二つの時間を経験し続ける必要があるのだ。

それは旅という空間の中にはいった時、より鮮明度が増してくるのだ。

あと午前5時から7時までの2時間。その朝の世界のなんと素晴らしいことか…。

朝日が昇り始めた時、それを一番歓迎し喜んでいるのは都会の繁華街の街並みのような気がするのだ。

そこはいつも夜という名の欲望に満ちあふれた顔を持っていて、タフそのものだが、朝日を浴びないことには彼らは生き返ることができないのだ。

ボクは午前6時過ぎ早朝、ミナミの繁華街を散歩しながらそんなことを思ったのだった。


・人々が寝ている時間に真実があるということである。この考えはボクの座右の銘にしたい!

旅の本番という真実は、実をいうと真夜中と早朝の二つにあるような気がする。ボクは勝手にそう位置づけることにした。

一般的に旅の主役は昼間にある。もしくは夕方から夜にかけてだ。ボクは違う。午前0時をすぎた頃からと、朝の6時という時間を重視する。

結局、人々が寝ている時間に真実があるということである。この考えはボクの座右の銘にしたいくらいだ。

これは余談が旅には人と人の出会いが大切。その場合、女性の存在を切り離してはとても考えられない。

そこに女性がいる。それがキーワードになると言っておきたい。もうそれだけで十分なのだ!


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