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「別れの予感」と「悲しい自由」

ボクが12月24日、クリスマスイヴの日にどんな1日をすごしたかは日記を見てもらうとわかる。
その中で「ああ、今年のクリスマスイヴはこれだった…」というのがあったのでそれを書いておく。
ボクはその日、朝から晩まで延々と原稿書きに追われていた。いくら書いても終わらないのだ。
そのためついに「ハッスル」の後楽園大会には行けなかった。パスするしかない状況になってしまった。
ボクは気をまぎらすためにかたっぱしからBGMとしてCDをかけまくったのだった。
その中の一つがボクの耳に止まったのだ。テレサ・テンである。まさかそんな…。ボクはこの展開はまったく予想していなかった。
全部で13曲はいっているのだが、その中の2曲をボクは繰り返しきいた。一つは「別れの予感」。もう一つは「悲しい自由」。
なんていうのかボクの心にガチッと鍵がかかった。あるいは何かスイッチがはいったといってもいい。
テレサ・テンが歌う曲がボクの心をどうしようもなくあおってくるのだ。
ボクは明らかにその瞬間、愛に飢えていた。いや飢えているのではない。ボクという存在が愛に対して完全に渇いているのだ。
水分をすぐにでも補給したくなる状態と同じである。ただしそれは"この瞬間"という限定付きなのだ。だからそれは真実なのだ。
・ああ、このタイムラグが素晴らしい。あの時のOKA‐CHANGのメッセージが今になってやっと届いた!
「別れの予感」は歌のバックにずっとタッ、タッ、タッ、タッという伴奏のリズムがはいっている。それがボクの心の渇きをあせりに変える力を持っている。
「悲しい自由」の方は"ひとりにさせて"という歌詞が、こたえるんだよなあ。きくんだよお。
ひとりになんかなりたくないよ。そう思うとなおのこと"ひとりにさせて"という歌詞がボクの心にひびいてくるんだよなあ。
その時、ボクは自分が愛を失った存在であることを知ってしまうのだ。
愛を失ったことを自覚した時、人は愛の意味を初めて理解することになる。それがボクの中で愛の飢えと渇きにつながっているのだ。
ボクという存在は愛を失っているのに、愛の記憶はSOSを発信している。
愛を失った自分を知ることで、ボクはそういう自分を通して人を愛したいという強い願望に、今かられている。
そんな自分がボクは好きなのだ。このCDはボクがこの夏、糖尿病で入院した時に、見舞いに来てくれたOKA‐CHANGがくれたもの。
あれは暑い夏だった。そうだ、あれからOKA‐CHANGとはロフトプラスワンのイベントで1回会っただけである。
もう5ヵ月が経っていて、季節はすでに夏から冬になり、そして2004年もあと1週間で終わろうとしている。
ああ、このタイムラグが素晴らしい。あの時のOKA‐CHANGのメッセージが今になってやっとボクに届いた。ボクとOKA‐CHANGはずっとタイムラグ・ラブだったのだ。
本日のターザン情報)
・本日のターザンカフェの更新は「今日のコラム」「プロ格コラム」「競馬コラム」「往生際日記」の4本です(「往生際日記」は正午予定)。
・本日午後7時より、東京・水道橋にある格闘技&プロレス図書館「闘道館」でクリスマス会、そしてイベント終了後忘年会を開催いたします(忘年会は急遽、「闘道館」で立食パーティー形式で行うことになりました)。みなさまのご参加をお待ちしております。
ターザンカフェより)
☆12・28「レスリング・エイド・プロジェクト」後楽園大会で、ターザンシート(4000円)を発売することが決定しました!
☆今週発売の『週刊ゴング』&『週刊ファイト』(駅、コンビニなどで発売)で、コラム(「俺の出番だ!」、「ターザン山本の問答無用主義」)が掲載されています。
☆ターザン山本!Tシャツ絶賛発売中!‐グレートアントニオ公式HP
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