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明日発売の「紙プロ」より。

『紙のプロレス』があした(12月22日)発売になる。そこで堀江ガンツ氏に今月号の目玉は何かと聞いてみた。
「それは安生と武藤の2人のインタビューです」と言った。安生はヒクソン・グレイシーの道場に殴り込みをかけて血だるまにされたことと、高田延彦が初めてヒクソンと試合をした時のことを、今回、赤裸々に語ったというのだ。
一方、武藤は猪木さんのことを「あの人は自分ではガチンコの試合を一度もしていないのに、後輩のレスラーにはみんなにそれをやらせようとする人…」といった調子で猪木批判をこれでもかというぐらいやったそうである。
安生にしろ武藤にしろ今までなら黙っていて胸におさめていたものを、堂々としゃべっているのだ。
もう「言ってしまえ。言ってもいいんだ!」と思ってしまったのだろうか? これは時効だから言えるというレベルの話ではないような気がする。
自分の心の中にあるものが真実だとしたら、もうそれを言うしかないではないか? そのように彼らの心が切り換わったのだ。
それってカミングアウトとも違うような気がする。
カミングアウトにはどうしてもまわりから強制されて告白したというイメージがある。本人はそう思っていなくても強制されたという印象がどこかにある。
・目に見えないトラウマ。自覚症状としてわかっているトラウマ。それはどんな人間にもあるものである。
まだ「紙プロ」を手にしていないので安生と武藤が、どういう心境の変化のもと、そういうことを言ってしまったのかはわからないが非常に興味がある。
ボクの考えではプロレスラーに限らず自分の心の中の事実や現実をオブラートで包み、なおかつその周囲にバリヤーを築くという生き方が、崩れかけてきたのではないだろうか?
そういう心のモヤモヤとはおさらばしたいという願望。もちろんそれには勇気がいる。
しかし勇気を必要としなくてもみんなそれを言えるようになりつつある。安生と武藤はそのさきがけになるかもしれない。
「紙プロ」がその受け皿として存在しているところが面白い。プロレス専門誌(紙)ではとても無理だったはずである。
目に見えないトラウマ。自覚症状としてわかっているトラウマ。それはどんな人間にもあるものである。
そのトラウマを解放させていく力がやっとマット界に働き始めている。
そこから見えてくるものといったら、新しい展開の予感である。コンプレックス、トラウマ、オブラート、バリヤー、カミングアウト、自由、解放、新時代へのリセット運動。このことは現代人であるボクらのテーマでもある。
本日のターザン情報)
・本日のターザンカフェの更新は「今日のコラム」「プロ格コラム」「往生際日記」の3本です。
・12月25日(土)にターザン山本!主催によるクリスマス会&忘年会を開催することが決定しました!
ターザンカフェより)
☆「往生際日記」(11月30日更新)にもありますが、「T‐1グランプリ」の審査員をつとめることになりました。
☆12・22ランパチ★バトルトーク(西村修VSターザン山本!)inCafeROUND’87
☆12・28「レスリング・エイド・プロジェクト」後楽園大会で、ターザンシート(4000円)を発売することが決定しました!
☆今週発売の『週刊ゴング』&『週刊ファイト』(駅、コンビニなどで発売)で、コラム(「俺の出番だ!」、「ターザン山本の問答無用主義」)が掲載されています。
☆ターザン山本!Tシャツ絶賛発売中!‐グレートアントニオ公式HP
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