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「サイゾー」の音楽独談が単行本に!

雑誌『サイゾー』でやっていたボクの連載「音楽独談」がついに一冊の本になって1月中旬に出ることになるようである。
この本を担当していて事実上の企画発案者である石井さんが、12月8日、ボクの家に電話してきてそう言ったのだ。
あとは本のタイトルをどうするかである。これって大きなポイントになると思うんだよなあ。でも、ボクからは何も言わない。
すべておまかせにした。出版元の営業サイドの考え方もあるからだ。それと新しくボクと村上隆さんがやった対談の原稿もあがってきたという。
すでに村上さんの方には渡して校正は終えたそうだ。村上さんは石井さんの話によると過剰な形で付け加えをしたということだ。
それはありがたい。それってよりいいものにしたいという願望がないと、絶対にしないことだからだ。
たぶんそのことでボクと村上さんの対比がはっきり出たと思う。そのように校正を入れてくれたはずである。
うれしいなあ。早くボクもその対談のゲラを見たい。ボクのところにはまだそれが届いていないのだ。あの対談はいいんだよなあ。自信があるんだよなあ。
・本というのは瞬発力で勝負するもの。決して計算してやるものではないのだ。
プロレスで育ってきたボクが音楽批評をやる。これってプロレス流にいうとまさに異種格闘技戦ではないか? 音楽業界のことをまったく知らない素人のボクが、ヒットして売れている曲に対して好き勝手なことを言う。
そこに微妙な面白さとリアリティーのあるズレがあるのだ。プロレス以外のジャンルでも通用することを、ボクはこれから証明して実証していく。それを一つの使命としているのだ。
その最初のきっかけになる本である。それを考えると最初に話をしてからもう2ヵ月になるのに、ある出版社はボクがかつてある女性に書いた108通のラブレターについて、まだ本を出すのか出さないのかも言ってこない。
あれはだめだよなあ。本というのは瞬発力で勝負するもの。その時の思い付きと勘で独走して暴走していった時、世間に意外と届くものなのだ。
決して計算してやるものではないのだ。勢いでやるのだ。わかってないよなあ。残念である。なぜやったもん勝ち、出したもん勝ちと思わないのか?
そう考えない者は真の編集者、エディターとはボクは考えていない。書く方と出す方はあうんの呼吸がないと、そんなもんいいものなんてできないよお。
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