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ブッシュ再選を分析。

アメリカの大統領選はブッシュ氏の再選が決まったようである。まあ、誰もがそうなるだろうと予想していたのではないだろうか?
9・11テロとイラク問題。この二つが今回の大統領選の重要なテーマと言われていたが、その件はまだ未解決なのだ。
現在もその延長戦が続いているとしたら、9・11テロとイラク問題を直接、体験した前大統領のブッシュにまかせるしかない。
そういう流れになっていたのだ。やる前から結果はわかっていたといえる。
投票率が60パーセント台に上がったのにケリー氏にそれが有利に働かなかったというのがその証拠である。
こういう言い方をすると誤解されやすいが、結果的には"出来レース"になった格好だ。
アメリカは世界一の経済大国であると同時に軍事大国でもある。世界の経済と軍事を支配しているのだ。大国は大国らしく。これがアメリカのアメリカたるゆえんである。
・ブッシュには品と知性を感じないが、大国のエゴイズムの代表者としてはぴったりなのだ。
アメリカが大国であることの威信と権威を保とうとしたら、どうみてもケリー氏では弱い。
決定的に弱い。ケリー氏から受けるイメージは、強引な決断力に欠けるのだ。
大国とは何かといったら大国というだけで無言の圧力を持っていることである。その巨大な力をバックにして、無茶で不条理で理屈にあわないことも、どんどん決断してそれを実行していく。
それが大国の論理なのだ。アメリカはそれをイラク戦争を仕掛けることで実行してみせた。
大国は独善的でエゴイストだ。ブッシュには品と知性を感じないが、大国のエゴイズムの代表者としてはぴったりなのだ。
どこがぴったりしているかといったらデリカシーを感じないことだ。
変な話、ブッシュが大統領ならアメリカの間違いでもみんな彼ひとりの責任にしてしまえる。
まして今、アメリカがイラクでやっていることは、どうしたって正しいということからはほど遠い。
ブッシュが大統領ならアメリカ国民はイラクの件について反省しなくてもすむ。何かあったら最後は「ブッシュが悪かったのだ」と言えるからだ。ブッシュはそういう大統領なのだ。
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