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一場投手の謝罪会見について。

きのう(10月28日)は二つの謝罪会見があった。一つは明大の一場靖弘投手。巨人、阪神、横浜がドラフト前に彼と接触。
いずれも一場投手にお金を渡したというのだ。巨人は彼に200万円を渡した。会った時、タクシー代(交通費)や栄養費という名目で渡したようである。
阪神は60万円。横浜は25万円とか。これはどういう意味かというと、ルールでは球団はドラフトがある前はプロ入りを希望する選手との接触は禁止されている。
しかしそのルールを守ったふりをして、一部の球団は陰で選手の獲得競争をしているのだ。
一つにはバレなければいいじゃないかというのがある。あるいはそんなルールを誰がバカ正直に守るんだという考えもある。
取ったもん勝ちだという思いもある。その時点でもうこのルールは骨抜きになっているのだ。
内容的にも骨抜きになりやすいルールである。ルールというよりもどちらかというと"申し合わせ"的な雰囲気がある。
つまり「お互いに事前交渉はしないようにしようね…」という約束事みたいなもの。巨人、阪神、横浜にはそれがルールだという認識は少なかったと思う。
オーナーの辞任は筋違いもいいところなのだ。それをなぜ日本のマスコミは指摘しないのか?
なぜならルールを破った時の罰則がどういうものかよくわからない。
罰則よりも道義上の問題として考えているからだろう。その証拠に巨人、阪神、横浜の3人のオーナーがそろって辞任してしまった。
彼らはいずれも道義上の問題として自分からオーナーを辞めていったのだ。
そのやり方もまた日本的なのだ。ルールに違反した時はルールに決められた通りの罰則に従って欲しい。
ボクだったら事前交渉した球団は、ドラフトに参加する資格を失うとか、そういう規則を設ける。
オーナーの辞任はそれ自体がルールをまたしても骨抜きにする行為になっているのだ。
オーナーの辞任という決断の方がルール違反による罰則よりも上位にあるからだ。
オーナーの辞任は筋違いもいいところなのだ。それをなぜ日本のマスコミは指摘しないのか? そこが一番おかしいのだ。
オーナーはルールをなめている。オーナーという地位がルールより上にあると思っているから、オーナーが辞任すればすべてがそれでおさまるという考えなのだ。
謝罪しているようで実は逆権力意識丸出しの発想だ。巨人、阪神、横浜にはそれによってどんなペナルティーも科せられていないのだ。まったく日本人はお上(かみ)に弱い。
ルールで裁くことよりもお上(オーナー)の決断の方が上位概念にあるのだ(この項、あしたに続く)。
本日のターザン情報)
※10・31深夜、「PRIDE.28」の一ゴト速報を行います(主催者のご都合で更新時間は午前3時になります)。
ターザンカフェより)
◆今週発売された今日発売の『週刊ゴング』と『週刊ファイト』でコラムが掲載されています。
◆10・30第18回シネマイッキ塾(トム・クルーズ主演『コラテラル』)
◆10・31オレに「PRIDE.28」を語らせろ!in「闘道館」
◆11月23日(火・祝)、吉本興業とのイベントが開催されます(ターザン山本!VS吉本興業inSPACE107)。
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