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吉原さんとラスカルの公。

去る10月8日は「博多一揆塾」の1周年だった。忘れていたが来たる10月18日が「静岡一揆塾」の1周年になることをラスカルの公(きみ)が、ボクに電話で言ってきた。
ボクはすっかりそのことを忘れていたのだ。さらに彼女は1周年を記念してボクにプレゼントをすると言った。
それも「静岡一揆塾」を立ち上げた吉原さんと2人でである。吉原さんは転勤になって今は九州の福岡県久留米市にいる。
そのあと「静岡一揆塾」を受け継いだのが鈴木さん。よくバトンタッチしてくれる人がいたものである。
それってボクはすごくラッキーだったと思う。この鈴木さんがまた大変に世話好きなのだ。
現在は御前崎に住んでいるが、ボクの"一揆塾"にならって鈴木さんは10月から"整体塾"を始めた。
これが非常に好評だというのだ。鈴木さんの奥さんはボクの大ファンで、ポストカード攻撃をボクに次々と仕掛けてくるのだ。
もちろんボクも奥さんにお返しのポストカードを出す。そんなボクと鈴木さん夫妻との仲のいい関係は、ラスカルの公もよく知っている。
だからこそ彼女は初代「静岡一揆塾」の主催者である吉原さんのことを忘れて欲しくないというのだ。
吉原さんはその手紙を「彼女からあずかったものです」とボクに手渡してくれたのだ。
それで今回、彼女は吉原さんと2人でボクにオーストリアの有名な画家、クリムトの画集をプレゼントしようと考えた。
彼女はNHKでやっていたクリムトの愛にかかわる話をテレビで知って、思わず涙が出てきて仕方がなかったというのだ。
そう言われるとボクもクリムトの絵が早く見たくなった。そしてクリムトが好きになった女性と一体どんな運命をたどったのかそれについても大いなる興味がある。
そして彼女はクリムトのどこにひかれて激しく泣いたのか? それってボクとのことと何か関係あるのだろうか?
気になるなあ。1年前の10月18日、彼女はひとりで第1回「静岡一揆塾」に参加していた。塾が終わると彼女は吉原さんにボクあての手紙をそっと渡した。
吉原さんはその手紙を「彼女からあずかったものです」とボクに手渡してくれたのだ。
ボクはその手紙を見てスイッチがはいったのだ。ボクはそこに彼女からボクへのプロポーズに近いものを感じとった。
そうしたらこれはもうボクの方からアクセルを踏むしかないではないか?
ボクは彼女が今回「吉原さんのことを忘れないで…」と言ったことに強く心を打たれたのだった。
ターザンカフェより)
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