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故マーロン・ブランドについて。

 |  |  | | (『ゴッドファーザー』のビデオパッケージより)「つい最近、ビデオで『ゴッドファーザー』を見ました。一応、こんな僕でも『男とは何か?』ということ考えてしまいました」(うたまくら) |
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去る7月1日、俳優のマーロン・ブランドが亡くなった。80歳だった。現在、日本ではブランドが主演した映画『ゴッドファーザー』が、これが最後という歌い文句でロードショー公開されている。
ブランドが亡くなったあと急に観客動員が伸びたそうである。日本人はこういう時、非常に現金だ。
ブランドはひとことでいうと"変人"だった。マスコミ嫌い。とにかく取材は受けなかった。
息子が殺人事件を起こしたり、娘のひとりが自殺するといった感じで、呪われたブランド一家というイメージがした。
プロレスの世界でいうとエリック一家と同じ。"鉄の爪"フリッツ・フォン・エリックの息子たちは次々に不遇な死というか謎の死を遂げていった。
俳優にとって奇行はボク的にはありだと思う。ブランドにしても始めから彼が変人とか奇行の人であったとは考えられない。
人は有名になりすぎてしまうと、ある時から自分が自分でなくなってしまうことがある。つまりフィクションとしての自分を過剰に意識してしまうからだ。
たぶんブランドもマーロン・ブランドという知名度からくる自分の特別なイメージと格闘していたのだと思う。
俳優として存在が別格だっただけにそれが逆にトラウマになったという見方もできる。
晩年、過食症になって体重が180キロにもなったというのは異常というしかない。なんらかのストレスがそうさせたのだ。
3度の離婚。家政婦などを含めると子供は15人も作った。めちゃくちゃ孤独だったということである。
そうとしか考えられない。俳優として存在が別格だっただけにそれが逆にトラウマになったという見方もできる。そう考えると日本では三国連太郎という俳優を思い出す。
この人も怖い人で異色の存在だったが、トシをとってから『釣りバカ日誌』というコメディー映画をシリーズでヒットさせたことで、あやうくブランド的な暗くて孤独な闇の世界へ行かずにすんだ。
ブランドにも晩年そういった軽いタッチのコメディー映画でもあれば、ひょっとしたらよかったかもしれない。
まあ、しかし最後まで"秘密"という言葉を匂わせ続けた俳優人生をまっとうした点では、ブランドはブランドだったといえる。
ぜひ、ボクは近いうちに『ゴッドファーザー』を見に行くつもりをしている。
ご参考までに)
□『ゴッドファーザー』-公式HP
イベント情報)
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◆7・13第13回シネマイッキ塾
◆7・16第2回ながの16文の会
執筆情報など)
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