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合鍵の論理。

 |  |  | | 映画『ポーラX』の背表紙。「西野君から『画像、どうしましょう?』と言われたので、僕のうちの近くのレンタルビデオに速攻に行って、こっそり写真を撮ってきました」(うたまくら) |
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メールが届いた。例の6月19日、「与作」に食事に来たアベックの女性からである。彼女は映画『ポーラ]』が好きだというので、そのことをボクが日記に書いたら返事が来たのだ。
「『ポーラX』には、日常、自分の周りに存在する"決まりごと"の「たが」を外していく快感(でも、同時に堕ちていくのですが…)が描かれていると思いました」(原文まま)
ボクはびっくりした。あの映画は日本人の女性にはあっていない。向いていない。理解は無理だろうと思っていた。
それなのにあの映画の本質をズバリ指摘する人がいたとは、驚きと同時にホッとした気分になった。
「わたしは、その快感の誘惑に吸い寄せられそうになりましたが、果たして男性の観客はどう思っているのだろう…自分の破綻を恐れて誘惑を感じないよう、映画の前でワザと心をガードしているのでは?? そんな気がしました」(原文まま)
わかりやすくいうと『ポーラ]』はホントにボク自身であると言いたいのだ。
これはボクが言いたかったことそのままである。心が破綻していく人間はボクは逆説的に現代人としては健康的だと思っているからだ。
「そして、もし、この映画を理解して、好きになる男性がいたら怖いな、とも思っていたのですが、ズバリそんな両性具有の感覚を持ったすてきな方(先生のことです)がいらっしゃって本当にうれしいです。先生のような感覚や色気をもった男性が、もっと増えてほしいなぁ〜」(原文まま)
『ポーラ]』はボクにとって"現代"を感じさせたトップクラスの映画。ナンバー1ぐらいに思っていた。
わかりやすくいうと『ポーラ]』はホントにボク自身であると言いたいのだ。それぐらいボクは惚れ込んだ映画である。
それにしても一つの映画を通して、こんな形でお互いの心の鍵が、ガチャッとはまる人が出現するとは、もう理屈抜きでうれしい。
これをボクは"合鍵の論理"と呼んでいる。ただ合鍵の所有者はほとんどこの世では奇跡に近いほどいない。
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