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物事には例外がある!

いやあ、あんなことってあっていいのだろうか? 六本木ヒルズの回転扉の事故についてである。

先日、子供が扉に頭をはさまれて亡くなった。森ビル側は最初、同じような事故が2件と言っていた

のに、去年の4月にオープンしてから実は32件も起きていたことをあとになって公表した。

それは「大型自動回転扉」と「小型の手押し回転扉」をあわせての数字だという。

ボクだったら1回、事故が起きたら担当社員に「いいか2度と起こすなよ」と命令を下す。この命令は絶対である。

人身事故はサービス業にとっては、決してあってはならないこと。

最善の注意を払ってこれに全力で当たるべきなのだ。ミスと失敗は2回やるなの精神である。

たしかに森ビル側は事故防止のための策は講じていた。扉が閉まる寸前の所に物を置いたりして、あわてて人がはいらないようにしていた。

だがあの回転扉は曲者なのだ。ゆっくりまわっているのでタイミングがずれて、次の扉を待つ間に少し気分がイライラしたりする。

“いける”と思ったら今度は扉が閉まりそうになっているのに無理矢理はいりたくなる。


森ビルにはビジネスマンがいなかった!

回転扉はその意味で人間の心理作用を微妙に狂わすところがある。

妙に誘惑するような、せせら笑うような、もてあそぶような、そんな形で扉はしかし常に一定のリズムで回り続けているのだ。

それがまたしゃくにさわるというか…。そんなことはどうでもいい。32回も事故が起きているのに、

その対策を本気でやらなかったのは怠慢である。センサーによって自動的に扉は止まるということに頼りすぎたのか? 

そこには物事には例外があるという発想がない。ボクたちはその例外をシュートするために万全かつ常在戦場の姿勢で、事にあたらなければならないのだ。

それをビジネスマンというんだけどなあ。森ビルにはビジネスマンがいなかったのだ。

ターザン情報)

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