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| イビジェカフェトップ > ターザンカフェトップ > 今日のコラム[2004年03月03日(水)] | ||||
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角館の桜
去年、桜を日帰りで見に行った… 去年の今頃だったと思う。JRの駅のホームに目立つ一枚のポスターが、貼られていたことを思い出した。 秋田県角館(かくのだて)の“しだれ桜”だ。角館はみちのくの小京都として有名。といっても人口わずか1万4000人の街。 武家屋敷に咲いている“しだれ桜”の魅力にひかれて、ボクは友人4人と本当に角館にその桜を日帰りで見に行ったのだ。 始発の新幹線に乗り、最終の列車で東京に帰ってきた。だが、その日“しだれ桜”はまだ咲いていなくて、しかもあいにくの雨だった。 ボクの家の1階の居間には、角館の観光課で売っていたB全のポスター、もちろん満開の桜を撮ったものだが、それが飾られている。 今年、JRのホームで角館の“しだれ桜”のポスターをまだ見ていない。ハ、ハーン、あれは1年限りの企画だったのかと思っていたら、3月2日、京浜東北線の電車に乗ったら、全車両のポスターがすべて桜一色の宣伝で埋まっていた。 なぜか東北の弘前、北上、三春、角館などの桜である。これは完全なキャンペーンである。一足先に電車の方が桜満開となったのだ。 最近、JRの駅貼りのポスターは、不景気を反映してか空白になった部分が多い。元気がいいのはどこかの予備校のポスターぐらいだ。 角館は先のアカデミー賞での外国映画賞の候補になった『たそがれ清兵衛』のロケ地にもなっている。 それを機会に映画、テレビ、CMのロケ地を誘致し支持する窓口「フィルムコミッション」(FC)を街として設立した。 『釣りバカ日誌15』と山田洋次監督の次回作『隠し剣 鬼の爪』のロケがまた角館でおこなわれる予定とか。 角館の2003年の観光客は258万人。前年に比べて30万人増となっている。 ボクは旅行代理店の前を通ったので、そこにあった“桜紀行”というタイトルのパンフレットを手に取って家に持って帰った。 ページを開くといきなり弘前と角館の桜が紹介されていた。表紙はピンク一色で桜の色彩感覚に強烈な刺激をボクは受ける。 本屋に行くと、“るるぶ”も桜を特集した別冊を出していた。こちらは温泉と桜をひっかけたガイドブックである。 ついでにボクなんか文藝春秋の『桜の文学史』(小川和佑)の本まで買ってしまったのだった。 |
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