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| イビジェカフェトップ > ターザンカフェトップ > 今日のコラム[2004年02月21日(土)] | ||||
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松井秀喜に非常ベルが…
ヤンキースは資本主義ベースボールの王者 アメリカと日本の違いをボクは大リーグのヤンキース球団で思い知らされた。 ヤンキースは2月中旬、レンジャーズのアレックス・ロドリゲス遊撃手(28)を交換トレードで獲得することに成功。その前にヤンキースはカブスからロフトンを取った。 ロフトンは二塁手で1番打者。5番打者にはブレーブスから移籍したシュフィールドがいる。 その結果、松井秀喜は今シリーズは8番にまわるとか、よくて2番の下位打線に甘んじてしまうことになる。 ヤンキースは強くなるためなら、あるいは勝つためならどんな手段も選ばない。それが当然だと思っている。 お金にものをいわせて他球団の主力選手やスター選手を平気で取りに行く。強引といえば強引である。無茶といえば非常に無茶だ。 実際、イチローもロドリゲス獲得に関しては「ヤンキースなら有り得る話だけど、反則だよね」と苦笑いしたそうである。 皮肉な言い方だが、イチローは「ヤンキースは秋まで練習してもらってプレーオフから出てきて欲しい」とそんな言い方までしている。 でも“ヤンキースなら有りだ”という見方はボクは正解だと思う。なぜなら一つにはヤンキースの補強が理にかなっているからだ。 日本の巨人みたいに理にかなわない形でペタジーニやローズを取ったのとはわけが違う。 戦力を徹底的に分析したなかで、勝つための方法をとっただけ。それがヤンキース戦法なのだ。 もう一つはだからといってヤンキースがワールドシリーズに優勝できるという保障はどこにもない。 そこまでしながらヤンキースが勝てなかったとしたらそれはそれで面白い話ではないか? そんなにさあ、世の中って自分の思うようには決してならないものなのだ。必要なものは“育てる”のではなく“かっさらう”というやり方は、物欲思想の典型のような気がする。 それによっていいものを提供するのだから、それでいいじゃないかという居直りの論理がある。それもはっきりいってボクは一理あると思っている。 あるいはどんなものもすべて“物”として“賞品”としてしか考えないヤンキースのやり方は、ボクはプロ興行としては認める。 批判もしない。むしろ歓迎する。 大リーグの中で一つぐらいそういう球団があってもいいからだ。 いや、あった方が絶対にいいのだ。ボクはヤンキースをベスト・オブ・ベスト、資本主義ベースボールの王者だと思う。 選手はヤンキースに所属するだけでスターなのだが、その一方で物として使い捨てにされるというパラドックスがある。 そんな中に飛び込んでしまっている松井秀喜は「さあ、どうする?」である。 ボクは今年の松井にはそういう意味で去年以上に注目したい。早くもヤンキース的非常ベルの中にはいった松井。 他人事ながら興味がわく。もう松井はビタ一文、VIP待遇されないのだ。 あるのは実力と結果と数字だけの世界。面白い展開になってきたぞ。 |
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