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| イビジェカフェトップ > ターザンカフェトップ > 今日のコラム[2004年02月09日(月)] | ||||
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ボクが牛丼を定義すると…
「吉野家」の牛丼が明日、2月11日から順次発売が中止されることになった。例のアメリカでBSE(牛海綿状態症)が発生したせいである。ただし全国で10ヵ所「吉野家」の牛丼を食べられる店があり、関東では開業1号店の築地店と東京競馬場、大井競馬場、戸田競艇場の四ヵ所となっている。 牛丼の肉はアメリカから輸入していたのだ。鳥インフルエンザもそうだが人間が人工的にやってしまうテロよりも、細菌やウイルスなど自然界の生物によるテロの方が、はるかに怖いことがこれでわかってくる。そういえば昔はペストが猛威をふるって、人類に大きな危機感を与えた時代があった。 牛丼のいいところは基本的に肉と玉ねぎだけでできているのだが、それって日本人が好きな“すき焼き”の超縮小版みたいなところがあることである。しかも“すき焼き”はその汁を御飯にかけて食べるとうまいのだ。牛丼にはそうした“すき焼き”のイメージ幻影を視覚的に想起させるものがある。 “すき焼き”は食べれないが、それもどきのものを安い値段で食べた気持ちにさせてくれるもの。それが牛丼である。“すき焼き”にもランクがあり、ヒエラルキー(階級)があるとしたら、牛丼はその最下級にあるといっていいかもしれない。 遺伝的にいうと牛丼は“すき焼き”の系統にはいる。“すき焼き種”という名の仲間の一員なのだ。牛丼でもう一つ特徴的なことは、店内がカウンターになっていることだ。それもだいたい“U字型カウンター”。あれはお客を独り者、独身者を想定した空間である。 牛丼を友達何人か食べるのは恥ずかしいこと。ひとりで食べに行くから牛丼屋なのだ。孤独感なくして牛丼は食べれない。しかも女性にはいりにくい雰囲気がある。野郎、独り者、孤独。これを牛丼の三大条件と言っておこう。持たざる男たちにとって、またひとつ住みにくい世の中になったということである。 |
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