私は前田氏の提言は当たっていると思いますし、その提言はうなづけました。 今回の事件に関する提言だけ要約すれば、
○関係者が集まってVTRを見て事故に至る流れを検証し、事故再発に努める事 ○何故三沢さんが亡くなったかをうやむやにしない為、事故再発防止の為にファンも声を上げて欲しいという事
この2点にまとめられると思います。 これはどっちも必要な事だと思いました。 無理をしたから試合中に事故が起きたのだとしても、試合中に事故の瞬間を回避する方法はあったかもしれない。 選手とスタッフが試合中の危機察知の精度を上げる事、そう願ってファンも声を上げる事、この2つが事故防止に繋がる、というのは至極真っ当な提言だと思います。 例えるなら、試合前のチェックが安全な車作り、試合中の事故防止策がエアバック、みたいな2段構えの安全策は正しい気がします。 それから、試合前から試合の話題を盛り上げる事で、技の派手さに頼らなくても客に響く試合が組み立てられる、みたいなくだりも、成程と納得させられました。 ノアファンの間でもしばしば論議紛糾する、「闘い重視の試合内容」VS「演出・パフォーマンス」に繋がるんじゃないかと興味深く読んだ次第です。 前田の言い分には一理あります。 最近では鈴木みのるのスタイル等は、激しいプロレス一辺倒から距離を置いている様にも見えますし。 三沢達のプロレスは命を削る様なプロレスでしたが、とは言え、本当に命を削ってしまったのに直面すると、何か対策を講じる必要はあると思います。 前田が言いたいのは、そんなに極端な二元論じゃないんでしょうね。 三沢のやってきた事は誰も否定なんて出来ないし、そもそも誰も予見し得なかった事を否定なんて出来る筈もない。 ただ、こうなった結果を踏まえた上での話でしょう。 前田の時代のプロレスって四天王プロレスより遥かに人気があった時代なんですよね・・・。 勿論、世間も違うし一概に比較は出来ないけど。 四天王プロレスをやめろというつもりはないけど、プロレスというものを根本から見つめ直し、緩やかに変えていけばいいと思います。 演出やパフォーマンスという程ではないにせよ、試合前の話題って、色んな形で提供出来ると思うのです。 |