プロレスには表現力が重要な要素になってるが、表現力なら確かに三沢や田上が若い選手より上だろう。 役者で言うところの演技力。 若い人気タレントだけを使ったような安いトレンディードラマより、華麗なる一族の北大路欣也みたいな どっしりとした迫力のある役者が出る方が、作品の重みが全然違ってくるだろう。
だから三沢や田上がメインに来るのも分かるが、プロレスラーはただの役者というより、激しい動きも含まれるアクションスターだと思う。 表情や仕草の表現力とともに試合の動きも重要になってくる。 三沢や田上にはもうアクションがまともに出来ないのだから、表現力が劣っていても、若くて動けるKENTAや丸藤に主役を譲ったほうがいいんじゃないか? 一番いいのは両方揃ってる小橋が王者になるのが最高だが。
三沢はタイトルには絡まないけど、別格的な存在のほうが三沢の価値を保てると思うぞ。 「太陽にほえろ」で松田優作がブレイクしたが、もし石原裕次郎が中年太りした体で松田と同じように アクションで張り合っていたら、かなり無様な姿を晒していただろう。 だが石原はボスと呼ばれる役でアクションもろくにせずに、どっしりと構えて戦わずして格の違いを見せ付けていた。 幻想を守ることこそ、三沢の最後の仕事だと思う。 |