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ファンとスターの距離。それを長嶋と猪木は共によくわかっていた

 長嶋茂雄は練習している姿をファンに絶対に見せなかった。

 それは努力しているところを見せてしまうと、試合でいいプレーをしたことで活躍しても、それが努力のせいになってしまうからだ。

 それだと勝敗を決めるホームランを打っても価値が下がる。値打ちが落ちる。プレーの神秘性がなくなってしまう。

 長嶋はそこまで考えていたのだ。凄いことや派手なことをしたことについては、理由がない方がいい。

 すべては“謎”にした方が好都合である。ファンから見た時、理屈や論理を超えた存在になる。

 そのことで初めてファンは長嶋のことを“天才”と言い“カリスマ”と思う。あのわけのわからない長嶋言語も、自分という存在を分析不可能なもの。解釈不可能なものにするための一種の巧妙なフェイクである。

 すべて彼はわかってやっていたのだ。ファンを失望させないため、ファンを裏切らないため、いやファンを飽きさせないためだ。

 彼の頭の中にはいつもファン、ファン、ファンしかなかった。長嶋の心の中には常にファンが同居していたというわけだ。

 そりゃそうだろう。巨人の試合はどんな時でも球場は満員になる。彼らを熱狂させ続けることを長嶋は自分の使命だと思っていた。

 アントニオ猪木が自分の試合があるまで控室で隠れていると言ったのは、テレビ朝日の人間だと聞いている。

 それもまたプロレスファンの幻想を壊さないためだった。スターはファンの手の届かないところにいる。

 それは実をいうとファンもそのことを潜在的に望んでいるからだ。ファンとの距離が近くなったらスターはスターでなくなるのだ。(つづく)

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