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新日本プロレスのマットはなぜブルーなのか? |
猪木さんの“誕生会”に出たらリングのマットを作っている人と親しくなった。その人は親子二代で新日本プロレスが昭和47年(1972年)に旗揚げした時から、リングのマットを作っていると言った。
へエ〜、工場は北区にあるの。シート、ユニホーム、センターシートの修理、交換をする会社である。
その若き二代目の社長から教えてもらったのだが、あのマットはシリーズごとに取り換えていたというのだ。
それって猪木さんの指示だという。あ、そうかあ。マットってたしかにレスラーが試合をしたら汚れる。
4週間のシリーズなら20試合の興行がある。そこで毎日、8,9試合やったら延べ30人のレスラーのリングシューズが次々とマットを踏むことになる。
シリーズが終わるとそれを新しいものに変えるのは正解だ。費用など気にしていられない。なるほどそれでいつもあのブルーのマットがあざやかな色をしていたのだ。
そこまできちんと計算しているところはさすがアントニオ猪木だ。猪木は試合ごとにリングシューズのヒモを新調していた。
そのヒモはたしかに一度試合をすると黒く汚れてしまう。真っ白な新しいヒモを使うから猪木のファイトはよく見える。
そんな視覚的効果さえ計算していたのかである。またマットをブルーにしたのは流血試合でマットが血で汚れた時、血が黒くなってもライトの光で青色のマットだとそれが目立たないからだという。
さらにあのブルーはエプロンのところで切れている。エプロンは白。それはレスラーがロープに飛び出した時、ロープの感覚をつかむがためにそうしたとも言った。ウーン、猪木はやっぱりプロレス頭の天才だよ。
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