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第25回 私をプロレス界から追放した長州力は意外にも恩人だった

 ベースボール・マガジン社を退社したことがその後の私の人生を大きく変えた。すでに書いたように1年後には家族がいなくなった。天涯孤独? 望むところだ。あのまま会社に残っていたら私はおそらく生ける屍。飼い殺し。まったくの能無し人間に転落していた。だから私をプロレス界から追放しようとした新日本プロレスおよびその主犯だった長州力には感謝している。会社からも組織からも完全に自由になったのだ。そのストレスから解放されたのさ。これからは自分の時間は自分のためだけに生きていく。家族がいないことはマイナスなことではない。逆だ。そういう発想の一大転換をしたのだ。

 だから50歳になったら夫婦は夫婦であることを解消してお互いが独立、自由になればいいのだ。結婚生活は50歳までと決める。あらかじめそういうルールの下で結婚をする。契約をする。そうでなくてもなんらかの形でフィフティクライシスは起こる。もっというなら実体人生は短い。50歳からは仕事もしない。働かない。それで食べていけたら最高だ。贅沢さえ望まなければなんとかやっていける。余生ほど楽しいものはない。私は50歳から73歳までの23年間は余生として謳歌してきた。誰がなんと言おうと関係ない。ぐうたら? ずぼら? ろくでなし? 反論はしない。その通りだから。結果的にそれが最も充実した時間を私に与えてくれたことは間違いないだ。何もしない。何もしようとしない。バンザーイだ。

 長州は私の人生の恩人だ。敵が恩人になったという皮肉。わかりやすく言ったら私は「余生を生きる旅人」になったのだ。ほとんどの男たちはそれを味わうことなく朽ち果てていく。余生の重大さをわかっていない。その意味を理解していない。人生の最後は自分のためだけに生きるんだよ。だから嫌いなことはしない。義務感、責任感、使命感とも無縁。そんなことはもはや何の意味もない。すべて捨ててしまえなのだ。まさしくこの23年は想像をはるかに超えたビッグボーナスだった。私は強運である。

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