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第17回 バスケットボールは私にとって一体、何だったのか?

 中学生になった時、野球部に入っていたら私はその後、おそらく体育会系の人間になっていたはずだ。性格が負けず嫌いときている。だから一度、野球部に所属したら何がなんでもそこで成功してみせる。そういう意欲、野心、情熱に燃えていたからだ。その意味では父が私を野球部に入れなかったのは結果的に正解だったとも言える。私自身も本能的にそのことをわかっていたのかも知れない。野球部を断念しバスケットボール部を選択したのは単純に背が高かったからだ。それしかない。つまりどうでもよかったのだ。

 クラブ活動は授業が終わった放課後から練習する。1日の本命は私にとっては授業ではなくクラブ活動の方にあった。もしどこのクラブにも入らなかったら暇を持て余してしまう。家に帰ってもすることはない。その間、どうして時間を潰せばいいのか? これは正直、困る。運動部に入れば体を動かす。そうすれば自ずと疲れる。消耗する。退屈な授業に飽き飽きしていたストレスをバスケットボールの練習でそれを吐き出してしまうのだ。この効果は絶大だった。とにかく中学の3年間をいかにして終わらせるか。そのためには思考停止状態に持っていくのが最も手取り早い。私にとってのバスケットボールはそのためにあったといってもいい。

 だから好きでも何でもない。この私がバスケットボールを好きになるわけがない。ただ試合で負けるのは我慢出来ない。岩国市の他の中学のバスケットボール部への対抗心はむき出しだった。私の中学は岩国市立東中学と言った。一応、岩国市では一番、強かった。岩国大会で優勝すれば山口県の県大会に駒を進めることができる。3年の時、岩国大会で順当に優勝できた。だがこの年、どういうわけか県大会の出場チームが制限され岩国市の隣、柳井市の大会で優勝したチームとその代表をかけて激突することになった。

 私のチームはどちらかというと力で推しまくる強気な戦法。速攻が得意だった。だからフォーメーションで攻めていくタイプではない。そんな面倒くさいことやってられるかである。柳井市大会を勝ち進んできたチームはそれを徹底的に研究していた。だからゆっくりわざとボールを回す。完全な焦らし作戦。今までそういう戦い方をされたのは初めてだった。浮き足立ってしまった。油断もあったと思う。岩国大会で無敵だったことが裏目に出た。そのため相手の戦法が功を奏しあえなく負けてしまった。東中学では先生連中を含めて私たちが勝つものと誰もがそう信じていた。

 その期待を大きく裏切る形となってしまったのだ。この時のことはすでにいろんなところに書いてきた。敗北が決定的になった瞬間、私は相手チームのリーダー目掛けてタックルをかました。もはやこれまでと潰しにいったのだ。完全な腹いせである。スポーツマンシップに反する行為だ。退場処分。それを見た私のチームの先生はたぶん呆れたはずだ。私は全ては終わった。もう何も関係ない。バスケットボールとはこれでおさらばだ。用はないと決断。チームメイトに声をかけて力道山のパレードをみんなで見に行った。その頃、プロレスが地方を巡業すると試合前、市内や町をオープンカーでプロレスラーがパレードをしていたのだ。たまたま日本プロレスがその日、岩国にやって来ていたのだ。

 悪いことに学校側にそのことがバレてしまい中学生にあるまじき行為とこっぴどく批判された。でも私は何一つ反省していなかった。負けてしまったらどうでもいいんだよ。今でもそう思っている。ああいうせこい勝ち方をされたことにむしろ私は怒りを覚えた。クラブ活動としてのバスケットボールはそんな感じであっけなく幕を閉じた。そういえばこんなことがあった。中学生の身ながら岩国商業高校に乗り込んで他流試合を申し込んだのだ。もちろんそれを提案したのはこの私である。門前払いを食うかと思ったら受けてくれた。もちろん練習試合である。向こうは高校1年生を出して来た。当然だ。結果はまるで歯が立たずキリキリ舞いさせられた。そんな無謀でバカなことを私はやっていたのだ。昔から私はそういう人間だった。

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