スポーツの掲示板ならイビジェカフェ

サッカー、プロレス、格闘技のスポーツ総合掲示板。

サッカー選手のことなら【イビジェカフェ】 プロレス選手のことなら【イビジェカフェ】 格闘技選手のことなら【イビジェカフェ】 ターザンカフェ
今日のコラム
煩悩菩薩日記
プロ格コラム
ターザン山本の裏目読み馬券作戦
競馬西遊記
覆面Xの人間万事塞翁が馬予想
平馬の千円馬券遊戯
映画コラム
元気が出るアジ語!
ゴールドラッシュ
ターザン情報
ターザンストック
イビジェカフェモバイル
イビジェカフェQRコード QRコードをご利用頂くか、以下のフォームにケータイのアドレスを入力して送信すると、モバイル版イビジェカフェのURLが届きます。

第16回 父が野球はお金がかかるから他のスポーツにしろと言ったのだった!

 ゴールドラッシュは人が成人して出会ったり見つかったりするものではない。まだ全然、物心が明確ではない幼児、ガキ、あるいは少しは生意気になったその少年少女時代に形成されていくものなのだ。これは私の経験からして間違いないことだ。何が人生において生きることにおいて重要なことなのか? その予感がすでにその時点で芽生えていた。だからゴールドラッシュはどこかで必ず来る。間違いなくそれは現実のものとなるという絶対的確信と自信。

 そうして私は小学を卒業し中学に進んだ。一歩前進だ。小学になくて中学にあるもの。それはクラブ活動だ。このクラブ活動はゴールドラッシュの予行演習みたいなものだ。なぜなら初めて個人として独立宣言をするのと同じだから。要するに徒党を組むのだ。その集団の一員になるのだ。勉強はどうでもいい。読み書き算盤で事足りる。つまり最低限、字を読める。字を書ける。数字について計算が出来る。これさえクリアすれば社会人としてどうにか格好がつくというものだ。読み書きはコミュニケーションの基本。算盤はずばりいってお金のことである。どちらもモーストインポータントだ。

 さて、私は野球。軟式野球部を希望した。私の世代ではスポーツと言えば大相撲とプロ野球。興味をそそるものといったらこの二つしかなかった。相撲はテレビで見るのが楽しみ。その頃、テレビは一般家庭にはほとんどなかった。床屋さん、散髪屋にテレビがあったのでそこで相撲を見させてもらった。千代の山、吉葉山、鏡里、栃錦、若乃花、松登など。プロ野球はやっぱり巨人。水原監督。与那嶺、宮本、川上、藤尾、広岡、千葉、森。投手は誰がいたのか? 藤田ぐらいしか今はもう思い出せない。三原監督、稲尾投手、中西、大下、関口、仰木。私はその頃、身長が170センチあった。長身の部類だ。

 クラスでは一番、背が高かった。私が野球部に入りたいと父に言ったら意外な言葉が返って来た。「野球はグローブやバットにスパイクなど道具に金がかかるから他のスポーツにしろ!」。 まさか? 予想だにしていなかった。それについてはどう私は考えたらいいのか? 野球は花形スポーツ。小さい頃から野球少年として育ち近所の先輩にまじって日曜日の休みの日には三角ベースの野球をやっていたんだよ。こういう時、私はあっさり引き下がるタイプなのだ。どうしても野球をやらせて欲しいとねじ込んだりはしない。

 逆に冷静になる。そうか、そういうことなのかと。別に父に対して反抗する理由はない。これはこれ。あれはあれ。その時点で私は野球選手としての夢を捨てた。縁がなかったということである。もし、あの時、強引でも野球部に入っていたら私のその後の人生はガラッと変わっていたはずだ。もしかしたら大学も野球部だったかも。小学時代の友達は中学、高校と同じだったがなんと明治大学に進み野球部の選手になったからだ。あれは運命の分かれ道だった。

 私のポジションはキャッチャーだ。それが性格に合っていた。投手が絶対的主役なら捕手は陰の主役。やりたかったよなあ。残念だ。だからといって父のことは恨んでいない。私と父は違う。父は父。私は私だ。その意味では仕方がないことなのだ。

 野球はグラウンドを占領する。バックネットがある。内野、外野でグラウンドの7割は野球が占める、はしっこの方でバスケットボール、バレーボール、テニス部が自分たちのコートで練習する。実は野球部を断念した私はそのバスケットボール部に入ったのだった。

<< 戻る  進む >>
利用規約 ご利用ガイド
Copyright © 1996-2011 INTERNET BUSINESS JAPAN Co., Ltd. All rights reserved.