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美人献身

・2時15分、予定通り彼女は到着。雨の中、傘をさしながらボクたち3人はさいたま新都心の駅から…。

2月26日(日)

あれ、朝から雨が降っている。この雨は春を呼び込むための雨である。春は一進一退を繰り返しながらゆっくりゆっくりと進行していくからだ。

それと付き合っていくのが春を感じるということでもある。

午前9時40分、歌枕から電話がある。要は、早くターザンカフェ≠フ日記を書いてその原稿をFAXで送って欲しいというのだ。

そうしないと「PRIDE‐31」のさいたまスーパーアリーナに間に合わなくなる。試合は午後4時スタート。マスコミの取材受付の時間は2時半。

ボクたちは2時15分、さいたま新都心の駅で人と待ち合わせをしているのだ。そうなると、昼過ぎの午後0時半にはもう家を出なければならない。そういう計算なのだ。

あわてて日記を書いた。歌枕とは0時40分、京成線の青砥駅で合流。まず上野に出る。上野駅ではパン屋のアンデルセンに寄ってお互い好みのパンを買った。

それからJRの宇都宮線でさいたま新都心へ。ボクはこの日、ピンク色のブレザーを着て外出。派手な方がいいだろう。人前に出るには絶対に目立った方がいい。

これなら100メートル先からでもボクはターザン山本!とわかる。帽子もピンクだしね。

こうなると、バッグもピンクにしないと。コンビニでもらったビニール袋を持って歩いていると、やっぱりまずい。

2時15分、予定通り彼女は到着。雨の中、傘をさしながらボクたち3人はさいたま新都心の駅からさいたまスーパーアリーナに向かって歩いていった。

彼女は昨年、大阪でつとめていた銀行をいきなり退職。そのまま思い切って東京に出てきた。現在は広告関係の会社で働いている。

ボクはその転身振りと度胸の良さが気に入っているのだ。彼女がポロッと言った「男の人に期待するのはやめました…」というひとことは本音だと思う。

それはボクも正しい判断だと思うのだ。とりあえずはまずその気持ちで生きていった方がいい。ボクはその考えに賛成だ。

ボクたちが彼女と知り合ったきっかけは花田紀凱さんがやっている「マスコミの学校」でだった。

ボクがそこの講師を頼まれた時、毎週、大阪から通って講義に参加している変わったコがいて、それが彼女だったのだ。

だったら君は大阪を捨て東京に来た方がいいんじゃないのとアドバイス。

まさか、それを本当に実行するとは…。こういう人はボク的には同志のようなお友達感覚になる。

それで「K‐1」や「PRIDE」のビッグマッチがあると毎回、会場に彼女を誘っているのだ。

古い名画『明日に向って撃て』や『突然炎のごとく』では男2人に女性ひとりという組み合わせでストーリーが展開していく。

『明日に向って撃て』はキャサリン・ロス。『突然炎のごとく』はジャンヌ・モローが主演女優だった。

この二つの映画はボクが理想とする青春の一つの姿でもあるのだ。2人の男性から同時に愛される女性。その2対1という構図。ボクは好きなのだ。

女性はボクのマドンナではなくボクらのマドンナであるべきなのだ。青春とは誰かと何かを共有し合う関係のことをいう。

その誰か≠ニ何か≠ェ青春のテーマでもある。ちなみに『明日に向って撃て』ではポール・ニューマンとロバート・レッドフォードが、キャサリン・ロスのお相手をしていた。



・あれ、ボクが競馬コラム≠ナ本命にした馬が全部、当たりではないか? きのうの「アーリントンC」の…。

アリーナにはいると記者席を確保。試合まではまだゆうに1時間以上あった。トイレに行こうとしたら「あ、ターザン山本!」と声を掛けられる。

見るとそこは障害者の人が車椅子で見る特別席だった。真っ赤な野球帽に真っ赤なTシャツ。それはU‐FILE CAMPのものだった。ハ、ハーン。田村潔司のファンか。

ボクはその障害者の人と10分ぐらい話をした。なんでも彼はリングス時代から田村選手を応援しているという。

お父さんは厚木の青果市場で働いていて、その青果市場で昔は国際プロレスや全日本女子プロレスが興行をやっていたという。

お父さんはプロレスファン。小さい時、よくおじいちゃんのヒザの上にのっていっしょにプロレスを見た思い出があるそうだ。

びっくりしたのは昨年の「PRIDE」のミドル級のGP、大阪ドーム大会には彼が自分で車を運転し神奈川から大阪を日帰りしたというのだ。

え? それホント? 今日はAVビデオの監督をしている友人(彼は健常者)とさいたまスーパーアリーナに来たが、運転したのは障害者の彼の方だというのだ。

「ボクらは高速料金は一般の人の半額なんです」とそんなこともボクに教えてくれた。

「それよりターザンさん、ボク、この間のロフトプラスワンの格闘2人祭≠ヘ最前列で見ていたんです。どこからか前田日明が来るという噂を聞いたので、よし、これはいかなくちゃと思って張り切って行ったら、前田日明はこない。おまけにターザンさんは勝手に途中退場していなくなる。それに入場料金もあの日は普段より少し高かったでしょう!」とボクはその件で彼から抗議されてしまった。

悪い。ああいうこともたまにあるんですよ。イベントとはそういうもんなんですと、ボクは理由にならない弁解をしてしまう。

彼は面白い人だ。名刺を交換すると肩書きは「風俗店、ラブホテル、バリアフリーアドバイザー」となっていた。

もうひとりお友達もいっしょだった。その人も車椅子。彼は20歳だった。

田村選手のファンの彼はなんと、なんと12月17日生まれで田村選手と誕生日が同じなのだ。たしか1969年生まれというから今年37歳になる。

20歳の彼に付き添っている女性が「この人は障害者プロレスの試合もしているんですよ」と教えてくれた。へえ〜、そうなんだ。

ボクはその付き添いの若い女性を見て「この人は偉いなあ…」と思った。女性の美徳は献身する姿にあると、いつも歌枕がボクに言い続けている言葉を思い出していた。

そうだよ、そうなんだよ。献身は女性にしかない世界だ。それがまた美しく見えるんだよなあ。

3時50分、ボクは歌枕に中山と阪神の競馬のメインレースの結果を、ケイタイでたしかめてくれる?と頼む。

「中山記念」。ダイワメジャー2着。「阪急杯」の2着はコスモシンドラー。

あれ、ボクが競馬コラム≠ナ本命にした馬が全部、当たりではないか? きのうの「アーリントンC」の本命馬、ステキシンスケクンは1着だったし。

だが今日は馬券は買っていない。みんな大当たりではないか。まいったなあ。買わないといつもこうなのだ。



・ボクは新潟の人とはホントに縁があるのだ。ああ、楽しいなあ。ここでもまた一つの出会いがあったか。

全9試合。5試合が終わったところで休憩。吉永君が差し入れでお寿司を買ってきてくれていた。それも食べ切れないぐらいたくさんである。

歌枕の提案でいなり寿司と太巻きがはいっているものは、田村ファンの彼のグループに食べてもらうことにした。

それはグッドアイデアだ。そうしたらその直後、付き添いの彼女が「さっきいただきものをもらったので、これ、どうですか?」と20センチもある長いつぶつぶいちご≠フポッキーをボクらのところに持ってきてくれた。

最後の試合が終わると、ボクは田村ファンの彼の所にあいさつに行った。千葉の彼は家が遠いというので先に帰っていた。

みんな、ありがとう。元気でね。また、どこかで会おう。

インタビュールームのある1階に降りていくと、マーク・コールマンがショーグンに勝って興奮したのか、報道陣に自分のことを強くアピールする発言をしていた。

多くの関係者、記者がショーグンの勝ちを予想していたので、それに対して彼は猛反発、男としてリベンジしたのだ。

上野に帰る電車の中でカメラマンの原悦生さんと会った。原さんは今年の6月、ドイツでおこなわれるサッカーのワールドカップを取材するため1カ月、向こうにへばりつくことになる。

今のプロレスってきびしいよねとボクがいうと「そうだよね。以前というか昭和のプロレス、猪木さんと馬場さんがバリバリの現役時代は、ボクらは常に試合を見に行かなくてはという気持ちにずっとさせられ続けたよね…」と言った。

原さんはいいことを言った。まさにその通りだ。たしかにあの頃、ボクも「見に行かなくては…」と言って毎回、プロレス会場に足を運んでいた。1回でも試合を見に行かないと、何かを失ったような気分になった。

終点の上野駅に到着すると、マドンナの彼女が「軽く食事をしていきましょう?」というので「こり屋」という韓国料理のお店に行った。

中にはいると「編集長!」といきなり声を掛けてきた人がいる。誰だよ、あ、全日本プロレスの興行などを関西地区でやっているプロモーターの川村さんではないか?

永源さんの引退興行も彼は金沢でやるはずである。「PRIDE‐31」の試合を見ての帰りだというから、偶然にもボクたちと同じだ。

「こり屋」のもつ鍋はおいしい。チヂミもうまい。辛いので額から汗が出てきた。ウン、なかなかいけるお店である。

そうしたら髪をリーゼントにしているこのお店の店長がきて、ボクらがもつ鍋にうどんを注文すると、それを店長がじきじきにやってくれたのだ。

店長はボクのことを知っていたのだ。胸に付けた名札に新潟出身とある。小出(こいで)生まれというからベースボール・マガジン社の創業者、先代の池田社長と同じだ。

ボクは新潟の人とはホントに縁があるのだ。ああ、楽しいなあ。ここでもまた一つの出会いがあったか。

この日、ボクはターザンバッチ≠三つポケットに入れていたが、障害者の2人とここの店長の3人にそれを上げた。

このターザンバッヂは開運バッヂなのできっとあの3人にはいいことがあると思うよ。料理を食べながら、ボクらは彼女とプロレス、格闘技以外の話をした。

彼女が「東京の男の人は優しいですね。それが東京に来て一番、わたしが感じたことです」と言ったので、ボクはその言葉に水を差すつもりはなかったが、男の女性に対する優しさはセクハラと紙一重だからねと言った。

大丈夫。彼女にはバランス感覚がある。上野駅で別れる時、ボクは「今度は映画を見に行こう。そうだ、映画にしよう!」と強い言葉で言い切った。

文章を書くことに意欲があるので、なんならボクが個人的に彼女が書いた文章を添削してもいいよと言おうとしたが、そこまでは言わなかった。

今日の四字熟語≠ヘ美人献身にする。

ターザンカフェより)

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