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夢巡礼行

・奈良の郡山に住む田岡さんから長い手紙をいただく。23歳になる娘さんのことが書かれていた。田岡さんは…。

2月9日(木)

朝から夕方までずっと原稿を書き続けた。

昼、1回、買いものに出かける。イトーヨーカ堂で新じゃがを見た。

急にクリームシチューが食べたくなる。でもボクは作り方を知らない。もずく酢を買って帰る。

奈良の郡山に住む田岡さんから長い手紙をいただく。23歳になる娘さんのことが書かれていた。田岡さんはその昔、昭和50年代の始めだからもう30年も前の話だ。

大阪の心斎橋通りの中に戎橋があり、そのかどっこに戎橋劇場という名画座の映画館があった。名画を3本立て上映していた。

もしかすると2本立てだったかも。そこで彼は働いていたのだ。ボクはミナミの千日前セントラルという映画館で働いていた。

それでボクたちは知り合ったのだ。あの頃、よくボクたちは映画について語り合ったものだ。

『エクソシスト』『ジョーズ』『アマゾネス』『燃えよドラゴン』などがヒットしていた時代の話である。

『バリー・リンドン』というスタンリー・キューブリック監督の映画も見たなあ。

競馬でいうと、テンポイントとトウショウボーイがいた時代。あるいはピンクレディーが大活躍した時代でもあった。

1970年代中頃から後半のことだ。普通、人は社会生活をしていて、その日常時間の中から時々、映画館という特別な空間の中へとはいりこんでいく。

そこは真っ暗でスクリーンだけが光り輝いている。そして観客の目はみんなスクリーンに向かって同じ方向を向いているという世界のことである。

ボクはあの頃、その映画館という建物の内側の世界にいたのだ。今から思うと、それはとても不思議な気がするのだ。

生きるモラトリアム。そうだ、ボクは映画館につとめている時、モラトリアムとしての時間を3年もすごしていたのだ。

大人になることも社会人になることもひたすら拒否して…。それは今でも少しも変わっていない。



・たぶんもっと楽しいものはほかにいっぱいあるはずなのだが、ボクはまだそこまでいっていないのだ。残念ながら…。

午後6時20分、家を出て後楽園ホールに行く。

シュートボクシングの興行が今年初めてあるからだ。案内状が来た以上は行かないわけにはいかない。

シーザー武志会長の姿を見に行く。試合と同じぐらい会長の存在はボクにとって大きいのだ。会長はやっぱりリングに上がってマイクを取りあいさつをした。

ひたすらリングの四方に、お客に向かって頭を下げていた。まるでそれは感謝という言葉しか知らない人のように見えてくる。

9時半にはメインの試合は終わった。

家路を急ぐ。寒い。この寒さはこたえるなあ。歌枕が『夕刊デイリー』をJR水道橋の駅のスタンドで二部買ってきた。

今週の競馬がどうなっているのかそのページを見る。「ダイヤモンドS」と「きさらぎ賞」かあ…。競馬ほど面白いものはない。

たぶんもっと楽しいものはほかにいっぱいあるはずなのだが、ボクはまだそこまでいっていないのだ。残念ながらそこに届いていないのだ。

ボクという階級、ボクというヒエラルキーの中では競馬はスリル満点、刺激に満ちているのだ。

それはすべてボクのヒエラルキーのせいなのだ。

越路吹雪が歌うCDの中に『別離(わかれ)』というのがある。

「もうこれで終わりなの…。明日からはワイングラスも、この灰皿も、なにもかも…。みんな捨てましょう。忘れるために捨てましょう…」

元は一体、誰が歌っていたのだろうか? 

「涙もながさないで、思い出と別れる」という最後の歌詞がまたボクは気に入ったのだ。

愛≠ニいう言葉は、これはもう完全に女性名詞だ。間違いないなあ。

男は愛に接近できたとしても愛そのものにはなれない。愛と同化するDNAはない。

ボクは隠れB型≠ニ言われているが、それをいうならボクという存在と自意識が隠れ女性≠ノなりつつある。



・ベッドの上で横になる。さすがにマッサージは効いた。天井を見る。元子さんの顔が浮かんできた。

11時30分、突然、深夜の訪問者があった。

え? こんな極寒の2月、如月、それも夜中になぜ?

浮谷さんだった。

「30分でいいじゃないですか?」と言って、ミッドナイトデリバリーマッサージを志願してきたのだ。

30分どころか、彼が帰っていったのは午前1時20分だった。ホントに背中と腰と首と肩が全部疲れていた。全身疲労を確認してしまう。

実にいいタイミングで浮谷さんは来てくれた。特に腰の疲れはひどかった。マッサージが終わると、2人で田岡さんが送ってきてくれたほうじ茶≠飲む。

熱ければ熱いほどこれがおいしいのだ。ほうじ茶*恪ホと思わず叫びたくなった。浮谷さんもそのおいしさには感心していた。

浮谷さんが帰る時、「ノトヤ」で買ったおはぎ≠ニいなり≠ニ茶飯≠フ3点セットをあげた。

「お腹がすいただろうから家に帰ったら食べて…」

ベッドの上で横になる。さすがにマッサージは効いた。天井を見る。元子さんの顔が浮かんできた。

「わたしはねえ、ホントにプロレスが大好きな人を全国に訪ねていって、その人たちと食事でもしながらのんびりとプロレスのお話がしていきたいの…」

いいじゃないの、元子さん! やりましょうよ。プロレス巡礼の旅ですよ。それしかもうボクたちに残されたことはないですよ。

巡礼ですよ、巡礼。馬場さんが好きだった地方を旅してまわるんですよ。

今回の四字熟語≠ヘ夢巡礼行にする。

ターザンカフェより)

※2月19日(日)新日本プロレス両国大会終了後(21時15分頃)、東京・水道橋にある格闘技&プロレス図書館「闘道館」で「オレに新日本を語らせろ! 其の二」を開催いたします。(料金は2000円。詳細はhttp://www.ibjcafe.com/talk/tarzan/sch/2006/20060219211547.htm">コチラから)。

※2月20日(月)19時半より、東京・水道橋にある貸教室・貸会議室「内海」で「A・猪木の誕生日を勝手に祝う会」を開催します(ゲスト…新間寿氏。詳細はhttp://www.ibjcafe.com/talk/tarzan/sch/2006/20060220193041.htm">コチラから)。



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