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若者教育

8月12日(木)

朝、それもまだ7時になっていなかった。ケイタイの着信が鳴る。一体、こんなに早く誰が電話してきたのだろうか?

想像がつくようなつかないような…。ケイタイを取ってちらっと画面に映った電話番号を見る。とても見たことのない番号だ。

「もしもし…」。ボクは名前を言わずにまずそう言った。するといきなり「何をやっているんですか?」と怒ったような声で男の人が出た。

それでもまだ誰かはわからない。ボクの方が「誰?」と一声言ったら「金村キンタローです…」というではないか?

あ、そうか。プロレスラーの金村キンタローか…。ボクに電話してくるレスラーはめったにいない。いや、全然いないと言った方が正しい。

彼は前に一度、深夜の1時過ぎに酔っ払って電話してきたことがあった。その時はたしか誰かと居酒屋で飲んでいた。

ボクが「今、どこにいるの?」と聞いたら大日本プロレスの道場だという。それもまた不思議な話である。まあ、いい。なんの用事なのかそれが問題だ。

彼の言葉が聞きとれない。ボクの耳が遠くなったのか、それともキンタローの方に問題があるのか? しきりに彼は破壊王=i故・橋本真也の愛称)の名前を何度も言っていた。

破壊王=A破壊王≠ネのだ。あと長州さんの名前と冬木さんと冬木さんの未亡人の名前も口にしていた。

とにかくボクは来週、彼と会う約束をした。すべてはそれからだ。とにかく何か言いたいことが山ほどあるようだ。

それだけはボクにも理解できた。変な人である。今はなきW☆INGの松永光弘と金村キンタローの2人のレスラーからなぜかボクは好かれている。尊敬されている。

ボクはもともと誤解されやすい人間である。それはイメージ先行型人間だからだ。しかもボクはフェイントをかけるというクセがある。

わざと誤解されるように持っていくのだ。しかしその誤解は被害が起こらない範囲内でおさめるようにする。

そんなこととは関係なしに松永光弘と金村キンタローは、最短距離でターザン山本!の天守閣の中にはいってくる。なぜそんなことが可能なのか面白いよなあ、ホント。

ホントにボクを理解できる人は真に心がピュアなものに限る。それだけはいえる。

でも自分勝手な見方や偏見でターザン山本!のイメージを広げてくれる人もありがたいのだ。



・雑誌『競馬 最強の法則』のスタッフの人が4人もいた。この日の取材は坂井千明さん…。

9時にはもう家を出た。上野発のスーパーひたちに乗り土浦へ。土浦駅からタクシーで美浦トレーニングセンターの正門前へ行く。

雑誌『競馬 最強の法則』のスタッフの人がカメラマンを含めて4人もいた。

この日の取材は引退した坂井千明さん(元ジョッキー)が若手騎手のために開いている千明塾≠フ講義を見学する。

そしてそのあと坂井さんのインタビューをやる。新人の騎手には騎乗チャンスが少ない。しかもデビューして1、2年はほとんど人気のない馬にしか乗れない。

そういう若手たちが乗った先週のレースをDVDで見ながら、彼らの騎乗ぶりを細かくチェックして「ああしろ、こうしろ、ここが悪い。ここはこう直せ!」と実に細かく坂井さんがアドバイスしていくのだ。

それも理路整然とした言葉で言っていく。ボクたち素人の競馬ファンが聞いていても、なるほどわかってしまうぐらいていねいかつわかりやすい説明である。

驚いた。現役時代に自分が身に付けた技術を惜しげもなく披露しているのだ。それよりも言葉を持っているというのが凄い。

伝達能力が抜群。教え上手なのだ。あとびっくりしたのはこの塾の中では、先輩騎手たちを含めて、すべてのものに対して言いたいことをいわせる。思い切り悪口を吐き出させるのだ。

そうやって彼らのストレスを解消させていく。ひとりで悩まないようにさせる。落ち込まないようにさせる。くさらないようにさせる。千明塾≠そういう場にしているのだ。

千明塾≠ニは坂井さんの下の名前をとってつけたのだ。この千明塾≠ェできてから松岡騎手、丹内騎手、津村騎手、石橋脩騎手などの成績がたしかに上がってきているのだ。それが結果として数字に出てきているのは、もう大変なことなのだ。

坂井さんはごまをすらない人。おべんちゃらを言わない人。一匹狼的な人。現役の時はそういうジョッキーだった。

しかしここでは若手騎手に対して年齢差を超えてまるで友達のように付き合っている。

坂井さんは変人だ。ボクがそういうとうれしそうに笑っていた。

取材が終わると、トレセン近くのレストランで食事。4時にその店にはいったのだが全員の料理が出てくるのに35分ぐらいかかった。

そのためボクは土浦駅発上野行きの特急は午後6時21分に乗るしかない。上野に着いたらもう7時をまわっていた。



・教育とは教えられる側のニーズによってしか成り立たないものなのだ。それだけははっきりしている。

あわてて家に帰る。7時50分に我が家に着くと、自転車を飛ばして再び京成線立石の駅へ。

8時からブッカーK≠アと川崎浩市さんのインタビューをするためだ。

川崎さんはヴァンダレイ・シウバやショーグンなど「PRIDE」のリングで試合をしている格闘家たちのエージェントをやっているのだ。

ウクライナのイゴール・ボブチャンチンもそうだ。川崎さんとボクはボクが『週刊プロレス』の編集長時代からの知り合いなのだ。

彼は第二次UWFができた時、フロントとして仕事を始めたのがこの世界にはいるきっかけとなった。

面白いインタビューとなった。このインタビューは来週号の『週刊ファイト』に載る。

9時40分、家に帰りやっとボクは自由になった。テレビのニュースでは相変わらず小泉首相の選挙戦略を大きく報道していた。

刺客≠ニかヒットマン≠ニか焦土作戦≠ニか非常にぶっそうなコピーが平気で使われている。

まるでプロレス的ではないか?小泉劇場≠フ一大作戦展開中というところか? 

今日の四字熟語≠ヘ若者教育にする。

教育とは教えられる側のニーズによってしか成り立たないものなのだ。それだけははっきりしている。坂井さんはそのニーズを確信していたから、千明塾≠開いたのだ。

だから若者教育というのは、そのことを意識するおじさん≠ェいないとだめなのだ。

ということは教育とか塾というのは、若者とおじさんのコミュニケーションの場にもなっているのだ。

教育とは実はコミュニケーションのことなのだ。しかしそのためにはおじさんが何か≠持っていないと、それはコミュニケーションが成立しないのだ。それが問題なのだ!



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