スポーツの掲示板ならイビジェカフェ

サッカー、プロレス、格闘技のスポーツ総合掲示板。

サッカー選手のことなら【イビジェカフェ】 プロレス選手のことなら【イビジェカフェ】 格闘技選手のことなら【イビジェカフェ】 ターザンカフェ
今日のコラム
煩悩菩薩日記
プロ格コラム
ターザン山本の裏目読み馬券作戦
競馬西遊記
覆面Xの人間万事塞翁が馬予想
平馬の千円馬券遊戯
映画コラム
元気が出るアジ語!
ゴールドラッシュ
ターザン情報
ターザンストック
イビジェカフェモバイル
イビジェカフェQRコード QRコードをご利用頂くか、以下のフォームにケータイのアドレスを入力して送信すると、モバイル版イビジェカフェのURLが届きます。

夫婦日和

1月26日(水)

夕方まで『競馬 最強の法則』の原稿書きでつぶれてしまった。2004年度、JRA(日本中央競馬会)で新人賞≠取った藤岡騎手のインタビューおこしをやったからだ。

1行17字で380行もある。これは大変だ。半日がかりの仕事である。

そのため午後1時、李さんが立石駅に来ていっしょに川崎競馬場に行く予定をしていたがキャンセルしてしまう。

仕方なく李さんは歌枕と2人で行った。今日、川崎競馬場ではG1レース「川崎記念」があったからだ。

中央からはタイムパラドックス、シーキングザダイヤ、ダイワエルシエーロ、ノボトゥルーの4頭が出走する。

いやあ、藤岡騎手のインタビューは結局、午後5時半頃にやっと完成した。

やっぱり時間がかかる。とにかくどういう構成のもとで、どんなふうにまとめるのか? それが大変なのだ。

もちろん、インタビューにおけるひとことひとことについても気を使う。いくらボクが集中力の名人だといっても疲れるよなあ。

原稿を書き切った時、背中に少し痛みを感じた。またしても背中がパンパンに張ってしまったようだ。

李さんと歌枕は「川崎記念」をハズしたようである。どうせボクも行っていたら負けていただろう。

9時20分、スーパー銭湯アクアドルフィンランド≠ノ行く。この時間、なぜかお客がボク以外、ひとりしかいなかった。



・日常生活がまるで下手くそな荒俣さんも、女性に対してはものすごくほめ上手≠ネのだ!

家に帰ってNHKテレビを見る。「今夜は恋人気分」という番組。11時15分からの30分番組。作家の荒俣宏、泰子さん夫妻が登場していた。

久し振りにベストカップルを見た気がした。荒俣さんは物書きとしては怪物的天才。ただし日常生活者としてはまったくだめ。

下着は何日でもとりかえない。靴下もそうだ。食べるものはまんじゅうとかお菓子類だけ。中華料理屋に行っても杏仁豆腐しか注文しないというのだ。杏仁豆腐10個食べるそうだ。

そんな荒俣さんも一から生活者として変えていったのが、元スチュワーデス(最近は客室乗務員というそうだ)の泰子さん。

38歳の時、見合い結婚されたそうである。ゴルフ、スキー、F1となんでもやるスーパーレディだったとか。日本的なかなりの美人である。

彼女は学者と結婚するのが夢だったとか。どうみても異色の組み合わせである荒俣さんも言っていたが、泰子さんといっしょになっていなかったら、とっくの昔に死んでいた。

あんなに甘いものだけ食べて生活していたらそりゃおかしいよ。生活破綻者で奇人でもある夫とそれをうまくフォローしていく泰子さん。

あんなにうまくはまっているカップルはそうそういない。どちらにとっても超ラッキーはめぐりあわせ、出会いだったといえる。

日常生活がまるで下手くそな荒俣さんも、女性に対してはものすごくほめ上手≠ネのだ。すべての言葉がほめ言葉∴齔F。相手をたてながらほめる。

そこだけはとんでもないというか誰もマネができない生活術を持った達人である。まいったなあ。

ある雑誌編集者からどうしたら女性に持てるようになれますかと質問された荒俣さんは「とにかく相手の女性を10回ほめろ。しかしそれは本気や本音ではほめるな…」とアドバイスしたというのだ。

それを泰子さんは偶然、聞いてしまい「ああ、なるほどそうだったのか…」と納得したそうである。ほめられたら誰も悪い気がしないからだ。

ほめるには相手のいいところを見つけたり、発見したり、気が付かないとだめ。その能力があるかどうかなのだ。ほめるというのは能力と才能が深くかかわっているのだ。

誰でもほめられる人間になれるかというと、そこは大間違いなのだ。

荒俣さんのようにすごく頭のいい人なら、女性をほめることなんておそらくボクは朝飯前にできることだと思っている。

荒俣さんが番組の中で言ったことで、これはと思った言葉がある。

それはボクとまったく同じ考えなのだが「人生で最も大事なことはあきらめることである。あきらめることほど優しいことはないのだ」とはっきりそう言った。

わかっているなあ、この人は人生のことを。まして今の女性にあきらめる≠アとが優しいことだよ。美しいことだよということを言っても、絶対に理解されない世の中でしょう。

それを荒俣さんは自分の奥さんにやんわりと言っているのだ。

人生はあきらめることからスタートする。これほどの名言はないのだが、そんなことをいうとちょっとした自由と希望と、そしてマイルドな欲望と野望を錦の御旗に生きている現代の女性には、おそらく嫌われるだけだ。

あきらめるということの意味を理解する。あきらめたら人にも自分にも優しくなるだろう。あきらめなかったら優しくなんかなれっこないのだ。美しくもなれない。

荒俣さんは彼女は100パーセント、完全な形で日常生活を送ろうとしているので、それをリラックスさせてあげたいと言っていた。

3時間のドライブに行くともし、もし、亀よ亀さんよ≠フ歌を、ドライブ中、ずっと歌い続けて泰子さんにもいっしょにそれを歌うように強要するそうだ。面白い人である。

泰子さんには「君には哲学がない」と言っていた。泰子さんからすると夫には生活の方程式がないということになる。

だからいい組み合わせなのだ。まいりました。うらやましいなあ。



・今日は何もない1日だと思ったんだけどなあ。深夜の訪問者によってサプライズがあるとは…。

深夜、玄関のチャイムがピンポーンと鳴った。さては怪しげなヤツが来たかと思って玄関に行くと八兵衛≠アと木村君ではないか?

彼のうしろには婚約者の彼女がいた。もう2年近く八兵衛とは会っていないのだ。彼の方が行方をくらませていたのだ。

しようがないヤツだなあと思っていたが、ついに現れたという感じである。2月6日、大宮で2人は式をあげる。その招待状をボクのところに持ってきたというわけである。

聞いてびっくり八兵衛は長い間、不動産会社で働いていたが、今はなんと競輪場で予想屋≠やっているというのだ。

ボクとしてはまったく予想もしていなかった展開である。なんでも彼の父親のお兄さんも競輪の予想屋をしていたし、一族にも何人かいるそうなのだ。

そんな話、今日初めて聞いたよ。ボクが最もサプライズを受けたのは婚約者の彼女のことだ。八兵衛はバツ1なのだ。しかも前の奥さんとの間には2人の娘がいる。

いうなれば人生に1回、失敗しているのだ。ところが今回の彼女はいい。ボクは合格点を与える。間違いなくいい。彼女となら人生がうまくいくよ。

こういう時のボクの勘はだいたい当たるのだ。すでに彼女は妊娠5ヵ月とか。そうか、これもできちゃった婚なのか。

6月には赤ちゃんが生まれる。めでたい話だ。うるわしい話である。ボクが彼女のことを気に入ったのは、余計で面倒臭い自意識から自由なことだったからだ。

あのもっともやっかいな現代の女性の群像。彼女の存在はそれとは無縁である。こういう人を見ると、ボクまでホッとする。たぶん八兵衛もそんな彼女に惚れたんだと思う。

いや、これは惚れたのとは違う。人生の知恵がそこに働いている。

つまり惚れることよりも誰を自分のパートナーに選んだらいいのか、そこに彼は気が付いたのだ。

それをボクは大いなる成長と言いたい。2人を見ているとさして何もないのだ。好きだ、惚れたで結婚したというよりも、2人の存在がボクには無我≠ノ見えた。

これといって何もないんだけど幸せに見える。幸せに理由も理屈もないんだけど十分に2人は幸せそうなのだ。

荒俣さんが「あきらめなさい!」ということを、彼女は全然言う必要がない人間だ。すでにそのことを彼女の存在自体がクリアしているからだ。

八兵衛は人生を学習したなとボクはそう思った。「生活はやっと食っていける状態ですが…」と言ったが、オー、それで十分だ。

そのへんが一番、幸せのど真ん中かもしれないぞ、八兵衛。食っていけるだけという視点で、当分の間生きていけ。

その方が君と彼女の結び付きはより強い絆(きずな)で結ばれるからな。わかったな。食っていけるだけでもうけものと思うのだ。

八兵衛と彼女は歌枕さんのところにもあいさつに行ってきますと言って、ボクの家をそのまま出ていったのだった。

今日は何もない1日だと思ったんだけどなあ。深夜の訪問者によってサプライズがあるとは、八兵衛おめでとうである。

一度、大宮競輪場に行って君がどんな予想をしているのか、そっと隠れて見に行くよ。そんな楽しみができたもんね。

ボクは言いたいよ。あきらめる≠アとが物事をわかった≠アとの中で最大のことであることを。わかる=あきらめる=わかる。

でも今の人はこのことをわからないんだろうなあ。今日の四字熟語≠ヘ夫婦日和にする。荒俣夫妻と八兵衛カップルを見たらボクの中でそんな言葉が思い浮かんできたのだ。

この2組はボクのあこがれのツーパターンと言っておこう。うるわしいこと、めでたいこと、にぎやかなことに幸あれである。

しかしその三つの裏にはあきらめるという知恵があることもくれぐれも忘れないように…。

ターザンカフェより)

※明日(1月28日)、http://www.ibjcafe.com/talk/tarzan/sch/2005/20050128160041.htm">第22回シネマイッキ塾を開催します。(鑑賞映画http://www.wisepolicy.com/nathalie/">『恍惚』 渋谷ル・シネマ1 16時集合 ※ターザン山本!は取材のため、午後7時からのトークからの参加となります)みなさまのご来場をお待ちしております。

※1・31http://www.back-drop.jp/pro-w/16-20050131.html">ながの16文の会(その名の通り、長野版16文の会です。当日、ターザン山本!が来場します)

ターザン’S1週間)

http://www.ibjcafe.com/talk/tarzan/b/2005/20050125093712.htm">不作時間-1月25日(火)

http://www.ibjcafe.com/talk/tarzan/b/2005/20050124112038.htm">宴会外交-1月24日(月)

http://www.ibjcafe.com/talk/tarzan/b/2005/20050123140030.htm">思慮分別-1月23日(日)

http://www.ibjcafe.com/talk/tarzan/b/2005/20050122122050.htm">前田出現-1月22日(土)

http://www.ibjcafe.com/talk/tarzan/b/2005/20050121085225.htm">生生世世-1月21日(金)

http://www.ibjcafe.com/talk/tarzan/b/2005/20050120140228.htm">議論二出-1月20日(木)



<< 戻る  進む >>
利用規約 ご利用ガイド
Copyright © 1996-2011 INTERNET BUSINESS JAPAN Co., Ltd. All rights reserved.