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松永神話

1月3日(火)

今日も長い長い1日だった。ボクはそれを自慢しているわけではない。そこに1日という時間がある限り、ボクはそれを夢中になって生きてしまう。

なぜならボクには与えられていないからだ。その際、重要なことは自分の中のイメージとして、折り返し地点をなるべく遠くに設定することである。

そうすれば長く充実した1日を生きることができる。6時起床。原稿を書き始める。『週刊ファイト』の連載「ターザン山本!の問答無用」に書き直しの命令が下った。

年内に入稿していたが内容が古くなったので12・31大晦日の格闘技二大興行戦争について書く。

その方がボクとしてはよかった。石油ストーブの灯油がきれたのでガス屋さんに電話する。

営業は5日からだという。だから配達はできないと言われた。もし絶対に必要なら店まで来て欲しいというのだ。そんなバカな。サービス業だろう。

少しムカッとした。お客の要求にこたえられない自分をなぜ恥ようとしないのか? それがボクにはわからない。

そういえば銀行のキャッシュディスペンサーも1月3日までほとんど休業している。コンビニではそれがいつでも降ろせるのだ。

ノルマの原稿を書きあげると11時20分に家を出た。今年は3日に1回は映画を見ることに決めたのだ。ということは1年だと100本見ることになる。

いいことだ。新宿の歌舞伎町のコマ劇場の前で歌枕と待ち合わせる。今日の映画はリバイバルの「荒野の七人」。佐藤史人君もいっしょだった。

映画館はジョイシネマ。いやあ、正直いって退屈した。黒澤明監督の「七人の侍」をリメイクしたものだが内容的には落ちるなあ。比較しようがない。

逆に「七人の侍」の素晴らしさが確認できた。「荒野の七人」は白人のガンマンたちが、メキシコの村人たちを助けるという話。

村の風景がきたなくてボクはそこでまずNGを出した。縁がない。土地が乾いている。それがボクに視覚的な快感を与えない。

「七人の侍」は貧しい村人たち、その村人を助ける七人の侍と村人を襲う野武士の集団。この三つの対立がドラマの中心になっていった。

しかしよく考えて欲しい。この三つの群像は、元をただせばみんな農民なのだ。存在のDNAは同じなのだ。

さらにいうなら「七人の侍」を見ている観客であるこのボクも祖先をたどると元は農民である。

ずばり出身階級は農民という共通性がそこにあるのだ。まるで近親相姦の闘いを見ているようなもの。

「七人の侍」という日本映画史上空前の名作のキーワードは、実をいうとそこにある。ボクは農民とは何か? 近親相姦とは何かを映画「七人の侍」に見ているのだ。

それはすなわちやがて「自分とは何か?」という問い掛けにつながっていく。「荒野の七人」にはそれがない。

映画を見終わると、ボクらは一番街にあるカフェなんとかという喫茶店に行ってお茶する。ここのコーヒーと紅茶は抜群においしいのだ。

陳列されているケーキも食べたくなるんだよなあ。ボクはガトーショコラを注文した。店内は客でいっぱいだ。

トイレが奇麗で清潔。ドアを開けるとロックできる。そこは手を洗うところで、その向こうにトイレの部屋があるのだ。

トイレを美しい空間にデザインする。それで喫茶店の格付けが決まる。このカフェはそこを100パーセント、クリアしていた。

ボクは佐藤君を相手にミニ、ミニシネマイッキ塾≠やった。さっき言った「七人の侍」論をしたのだった。もちろん「荒野の七人」についても語った。

よって3人のコーヒー代は佐藤君が出してくれた。一応、「荒野の七人」はハズレである。

しかしそのことで「七人の侍」で新しい発見ができたのでプラスマイナスゼロのチャラになった。



・松永会長の呑気さと楽天ぶりはもうボクからすると、マット界の天然記念物に指定してもいい。

水道橋に出る。ニューヨーカーズカフェで一服する。6時10分、後楽園ホールに行き全日本女子プロレスの試合を見るためだ。

松永会長がネクタイに背広姿。髪もきちんとセットしている。正月といえ会長が正装しているなんてめずらしい。何かあるのかとかんぐってしまう。

さては解散宣言か? そんなことまでつい想像してしまった。女子プロ通の須山ちゃんがいたので全女の現状を聞くと、やっぱりデッドラインにあるという。

この日の興行のタイトルは「全女Dead or Alive’05」開幕戦となっていて死ぬか生きるか≠ネのだ。

休憩時間にいまいリングアナが登場。そこで二つのサプライズを発表した。一つは武田吉康という人が紹介され、どうやらこの人が全女の新しいスポンサーになったようである。

実際にこの正月の後楽園大会2連戦は武田氏が救ったという話を聞いた。

もうひとり水道橋にある「チケット&トラベル T-1」の二見理代表がリングに上がって、8月23日、後楽園ホールで女子プロのオールスター戦「T-1グランプリ」をやると発表した。

全女というのはホントにしぶとい団体だよなあ。試合後、松永会長に会ったら「ボクの手相を10人の占い師に見てもらったら、10人が10人ともピンチになったら必ずボクのことを助けてくれる人が出てくるというんだよ…」と呑気なことを言っていた。

この呑気さと楽天ぶりはもうボクからすると、マット界の天然記念物に指定してもいいのではないかと思う。あるいはマット界の重要無形文化財だ。

失礼な言い方になるかもしれないが、笑えたなあ。全女は笑えるよ。いいよ。何かが突き抜けているよ。

後楽園ホールに来てよかった。ちなみにメインの試合では前川久美子が浜田文子を破ってWWWA世界シングルの新チャンピオンになった。

全5試合。10年前、あれだけ全盛を誇った全女の面影はもうどこにもない。

そこにあるのはもう過去を生きる≠ニいう不思議な人生のことである。明らかにボクもそのうちのひとりにはいる。

思えば今から10年前の1995年4月2日、ボクは東京ドームで「夢の懸け橋」というイベントをやっているのだ。今年はその記念すべき10年目なのだ。

何かやらなければならない。いや、やる必要がある。ボクと歌枕と佐藤君は博多ラーメンを食べて家に帰ることにした。



・全日本キックボクシングの宮田さんから「あした試合見に来ますか?」と電話があった。

時計を見るとすでに10時20分だった。夜空を見ると雨が降りそうな気配である。あしたは雨か? いやだなあ。

立石駅にある定食屋「与作」に寄る。あれ、久力(くりき)君じゃないか?

ボクは思わず「しょっぱいなあ、お前!」と叫んだ。彼もまたボクから去っていった(?)男なのだ。1年ぶりに「与作」に来たという。

「姫(彼の奥さんのこと)はいないのか?」

「はい」

「しょっぱいなあ!」

「そう、しょっぱいしょっぱいと言わないで下さいよ。姫はいますから…」

そういうと、久力君は「与作」の店を飛び出して行った。彼ら夫妻は共に元一揆塾生の生徒なのだ。

姫は「与作」のお母さんとカラオケ屋に行ってしまい、久力君がそれを探しに行ったのだ。

だが見つからなかった。「やっぱりお前はしょっぱい!」とまたボクはそうやって久力君をからかったのだった。

姫はボクにターザンチルドレンの子供を誰よりもわたしが先に産みますと言っていたのに、4人のライバルに先を越されてしまった。この8月には5番目のチルドレンが誕生するのだ。

姫と久力君には何をやっているんだと言いたい。君たちはすでに31歳になったんだろう?

そりゃ、まずいよ。そうやってまたボクはしょっぱい、しょっぱいと言った。これには「与作」のお兄ちゃんもまあ、まあ≠ニいう感じでボクと久力君のやりとりを見ていた。

午前1時20分、今、家に帰りましたと久力君から電話がある。久し振りに電話だが姫の声を聞いた。

姫はやっぱりかわいい。それは間違いない。久力君が悪い。別れ際、久力君に「オレは姫に離婚しろと言ってやるよ!」と冗談だがそんなことまで言ってしまったのだ。

しかしあそこで会ったというのはまだボクたちの縁は、首の皮一枚残っていたということである。

全日本キックボクシングの宮田さんから「あした試合見に来ますか?」と電話があった。新日本プロレスの東京ドームの試合が終わったら後楽園ホールに流れ込む。

小林VS大月選手の試合は絶対に見ないとね。作家の夢枕獏さんも年賀状に「今年の初観戦は小林VS大月戦です」と自筆で書いていた。

だったらボクもホールに行かないとおかしいだろう。今日も年賀状が何通か来た。

でも、ボクが求めている人からのものがない。もうタイムリミットだ。明日から返事の年賀状を書く。

今日の四字熟語≠セが、松永神話にする。全女の松永会長は違った意味で不死鳥である。

予断だがボクとガス屋さんの電話のやりとりを2階で聞いていた西野君は、ガソリンスタンドに行って灯油を買ってきてくれていた。

だから部屋でストーブをたくことができた。この日の隠れたMVPは西野君である。

ターザン’S1週間)

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