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猪木酒場

 今日は夕方、新宿で飲み会がはいっていた。それまで軽く競馬をする。あしたは「桜花賞」かあ。

 それにしてもこの陽気はなんなんだ。あったかいなあ、ホント。飲み会は2001年に始めた「一揆塾」の塾生が猪木酒場に行こうとなって集まった。

 といってもメンバーは6人。うち女性が2人。ひとりは3人の子どもの母親。彼女は少しだけ変わっていて、出産は病院ではなく自宅でやった。

 それでフジTVが取材に来たそうである。今時、自宅出産とはめずらしい。たしか赤ちゃんにオムツも使わない人。

 ピンクの豚ちゃんの袋をボクにプレゼントしてくれた。ありがとう。中にはあめ玉がはいっていた。子育てほどきびしい労働はない。

 男が仕事でつらいといってもそんなものは、子育てに比べたら軽いものだ。なにしろ赤ちゃんにはつきっきりである。

 人間の赤ちゃんは動物の中でも一番、弱い。母親がすべての面倒をみないことには生きのびていけない。

 でも、よかったね。今日はこうして家のことから解放されて街に出れたんだから。そんなことってあまりないよね。

 午後7時から10時40分までずっとボクたちといっしょだった。家は横浜、新宿からだと帰宅はおそらく午前0時をまわるかも。

 彼女は言っていたもんね。今のわたしには全然、自由がないと。もうひとりの女性はいきなり「わたしは小さい時から一度も両親に愛されたことがなかった」と言った。

 あのうそんなこと大きな声で強調しなくてもいいよ(笑い)。もう君のことはみんなわかっているんだから。

 ずっと独身。「酒を飲まないとやってられません」。オイ、オイ、オイ、君だけ大ジョッキでビールをがぶ飲み?

 何、きのうもこの店に来ていたの? あ、そうか会社が新宿なのか。前田日明のファンで前田がプロデュースしている興行には、チケットを買って見に行っている。

 乗ってきたら変なことを言い出す。「インスタントラーメンは絶対にチキンラーメンですよ!」。

 さっぱり意味がわからないが面白い。そうしたらSさんが「ボクは明星チャルメラのラーメンが好きだったなあ・・・」。

 K先生が芸大の大学院に入学したお祝いをやった時に来ていたKさんは、この日も彼女を連れてきていた。

 仲がいいなあ。Kさんの彼女はみんなにビールをついでまわる。そしてお皿を片付けたりとか、ホントによく気が付くんだ。

 とにかく飲み会に彼女をともなってくるのがいい。それをしないとだめなんだよなあ。この猪木酒場で初めて飲んだが広い店内は、ほとんど満席状態。

 5、6人とかグループでくるみたい。しかもみんな若い。20代の前半だ。さらに女のコが多いのも目立つ。はやっている。繁盛している。

 椅子が高いんだよなあ。ベローチェのカフェの椅子と同じ。店内にはエンドレスでイノキボンバイエの曲が流れている。

 さらにいたる所にテレビの画面が設置されて、現役時代の猪木の試合が流されているのだ。

 しかしここに来ている若い客は、その猪木の試合を見た人はいないんじゃないか? だいたい私がターザン山本!であることを、店員の人さえ知らないんだから。

 完全に時代は変わった。猪木さんのことも一、二、三、ダーのおじさんぐらいにしか思っていない。

 彼らを見ていてふと思った。オレの若い頃、自分はどんな青年だったのかと。待てよ青年という言い方そのものが、もう現代では死語ではないのか?

 そういえばテレビドラマで昔「青年の樹」というのがあった。スグロホマレという俳優が主役を演じていた。

 ああいう青年像は今ではもうない。青年像という言い方もしなくなった。“青春群像”とか“青い山脈”という言葉を、つい思い出してしまった。

 どちらも映画のタイトルだ。どうみてもここにいる若者の方が、私の世代の若い時より自由だ。ただその自由はコインにたとえると表だけで裏には何もデザインがない。

 コインの裏には抑圧とか反抗というものが普通は隠されているはずなのだ。

 その意味では彼らはひと言でいうとかわいい。あるいは幼い。影がない。そんな感じでどうやって君は社会人になっていくの?

 大人になっていくの? 田植えをする前の苗床の苗みたいだよ。ずーっと苗床のままでいるんじゃないの?

 そうだ、君たちのことをこれからは“苗床クン”と呼ぼう。ガ、ハ、ハ、ハ、ハ、ハ。平和だなあ。平和な中で育ってきたのでそのまんまだよ。

 なんだかさあ、学校の体育館で学生がコンパをやっているみたいだ。土曜日の猪木酒場っていつもこんな感じなの?

 店員が各テーブルをまわって「元気ですか?」と大声で叫んでいく。あれなんかまったく学生のノリである。

 時間限定で飲み放題。それでひとり3980円かあ。まあ手頃な料金だ。まだ行ったことのない人は行ってみたら?

 新宿の靖国通り沿いのビルの7階にある。ワンフロアーがすべてそうだ。あ、もう一つ気が付いたことがある。私より身長のある人が意外と少ないことだ。

 若者が小柄に見えた。それとも私がでかすぎるのか? 態度もでかいしね(笑い)、と安心していたら彼女を連れてきたKさんが私のことを“やるやる詐欺”と言い出した。すべては小説を書くといって書かないからだ。

 “やるやる詐欺”? またひどいことをいうよな。K君が「もう一花、咲かせて下さいよお!」と言ったのが火をつける形となった。

 もう一花かあ。猪木酒場を出るとお茶しようとなった。みんなコーヒーとケーキのセットを食べたくなったようだ。

 突然、店内の電気が消えた。ヒューズが飛んだとかで真っ暗。そんなこともあるんだなあ。この日、私はケイタイを家に忘れてしまった。

 11時35分、玄関のクツ箱の上にあったケイタイをみると、シンジローが何度も電話したようだ。彼が幹事となって4月26日、私の誕生日会をやってくれることになった。

 大変だよ、幹事は。いろいろ言ってくるしね。君は一番、トシが若いので言いやすい。しかし気にするな。ハイ、ハイといって聞いておけ。

 横浜の自宅に帰った彼女から「今日はどうもありがとう!」というメールが届いた。午前1時1分。やっぱりなあ。

 「毎日、子育てで自分の時間はまったくなく、それでいて夫と子どもには自由を存分に与えてあげなくてはいけないことって、結構つらいことです・・・」

 君とは会えてよかった。答えはそれだ。今日の“四字熟語”は猪木酒場にする。自宅出産というのもいんだけどなあ。六字熟語なら絶対にやるやる詐欺だが・・・。

ターザンカフェより)

※本日(12日、日曜日)の夕方、“シネマイッキ塾”の後身にあたる“シネパラの会”を開催します。参加希望者はメールでお申し込みいただくか午後6時、渋谷「109」前に直接、来て下さい。課題映画は「トワイライト」、サブ課題が「ザ・バンク 堕ちた巨像」です。「トワイライト」を見ていれば参加できます。初めての方もお気軽にご参加ください。

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