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花写経?

 オレの人生はこれからどうなるんだ。そんなものどうにもならないよ。考えるだけ無駄だよ、無駄。

 あ〜あ、もうすぐ63歳になるんだよなあ。それだけでアウトだよおおおおお。だからそういうことを考えるのはやめよう。

 や〜めただ。故郷、山口県岩国市の桜は咲いたのかなあ。錦帯橋周辺の桜だ。あれは見事なほど奇麗。

 3千本の桜だよ、3千本。千石原といったのかなあ。それとも戦国原か? センゴクハラだよ。

 頭の中でオレがそこを歩いている姿を想像する。ウワー、全然、ロマンチックな気分になれない。逆だ、逆。

 オエっと何かを吐きそうになった。故郷がオレのことを完全に拒否している。裏切り者か? そうオレは裏切り者さ。

 これが故郷を捨てたものの報いか? 仕方ないさ。当然だよ、望むところだ。ところで今日がどういう日か知ってる?

 4月8日はさあ、あのお釈迦様が生まれた日、誕生日なのだあ。“花祭り”という。その誕生を祝って法要をする。

 潅仏会(かんぶつえ)ともいう。仏生会(ぶっしょうえ)、降誕会(こうたんえ)ともいう。そうしたら例の銀座のママから一斉メールが届いた。

 なんとそこにはお釈迦様の言葉が書かれていたのだ。「すべてがあなたに丁度いい」。なんだ、これは。

 そのあとママの言葉として父、母や子も、夫も妻も兄弟も、上司も部下も友人も、すべてがあなたに丁度いい。

 たとえば店の文句を言わなければならないようなそんな店に丁度いい自分がいる、ということらしいです。

 今日もお仕事、頑張ってください。オレ、ママの店には残念ながら丁度よくないよ。だって1回遊びに行くとン万円だよ。

 このン万円はとてもじゃないがオレの生活能力のはるか限界を超えている。そんなもん行けるわけがない。

 オレに丁度いいのは無銭人生さ。金がなくても生きていこう。なんだ、それは。まったく説得力がないじゃん。

 でも、オレはついママに言ってしまったんだよなあ。「近いウチにそっちの店に行くよ!」と。どこにそんなお金があるんだよおおおお。

 寝言は寝て言えか? ガ、ハ、ハ、ハ、ハ。笑っている場合ではない。しかしよくママもそんなお釈迦様の言葉をメールで送ってくるよな。

 すべてがオレにとって丁度いいの? 冗談じゃないよ。丁度いいものなんて一つもないよ。オレという存在はすべてのことに対して、拒絶反応を起こす。

 同化できないんだよ。だからいつだって“ひとり宇宙”さ。終わりなき断絶的日常の繰り返し。来る日も来る日も。

 自転車で立石の桜を見てまわった。ああ〜、もう道路が花びら街道になっていた。もし桜の花散らざらばただの花にすぎぬ。

 散りゆくこと花の王者なり。王者はどんな時だって自作自演をする。そんな花が一体、どこにあるというんだ。

 とにかく一気に咲く。葉が出る前になぜ先に花が咲くんだよ。それも自作自演のアングルさ。桜のことをアングルフラワーと呼ぼう。

 すべておいしい所を最初に見せてしまう。アングル野郎だ。ガ、ハ、ハ、ハ、ハ。「ノトヤ」でおはぎといなりのセットを買って帰ろうとしたら偶然、ピアノの先生と出会った。

 「先生、タマキちゃんが去年、大学を卒業したんですよ・・・」といったら先生は目を丸くして驚いていた。

 「え? あのタマキちゃんが大学生?」。先生の中では時間が止まっていた。考えたら今からもう13年前のことである。3、4分立ち話をした。なぜ、こんな時、ピアノの先生に会ってしまうのだろうか?

 午後3時、ぶらり外出して銀座の大通りを歩いている時だった。ある画廊が目にはいった。

 何? “花写経”。私はその言葉にひかれて中にはいってしまう。仏典の写経なら誰でも知っている。

 花写経ってなんなんだ? オイ、オイ、オイ、すごいことを考える人がいるんだなあ。「般若心経」の字の一つ一つを花で書く。

 色即是空の“色”とか“空”の字の全部を花をあしらって書いているのだ。だから字そのものがすばらしく美しく見える。

 写経するためのノートが置かれていた。そこに各自が字にそって色を塗っていくというのだ。それで花写経のできあがり。

 そのほか店内には一期一会という四字熟語も花写経されていた。“一”という字を花をイメージして描く。

 愛も夢もどんな字もみんな花文字になる。この展覧会をやった日とはミウラコウヘイさん。コウヘイのコウという字が一般漢字にないのであえてカタカナで書かせてもらった。

 戦前、昭和16年、上海で生まれたと言っていた。偉い人なんだろうなあ。スミマセン、何も知らなくて。今日で終わりというから私は間一髪、見れたというわけだ。

 今日は私にとって花の1日だった。よって“四字熟語”は花写経?にする。世の中は広い。

 上には上がいる。それを痛感した。ウン、最終的にいい1日だったんじゃないかな。納得である。そう考えるとお釈迦様がいう丁度いいとは、最後はそれでよしと思えという意味かも・・・。

ターザンカフェより)

※4月12日(日)午後6時より“シネマイッキ塾”の後身にあたる“シネパラの会”を開催します。参加希望者はメールか当日午後6時、渋谷「109」前に来て下さい。課題映画は「トワイライト」、サブが「ザ・バンク 堕ちた巨像」です。

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