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立石浄土

 あ〜あ、今日は何もなかった。ない、ない、ない。そんな日もある。船橋競馬場? そんなの行くわけないじゃん。

 もしかして2ちゃんねる君がオレのこと探していたかもね。バーカ。オレは人に自分のことを読まれるようなことはしない。

 午後1時10分、急に外に出たくなった。理由なんかない。自転車で立石周辺の桜がどうなっているのか調べてやろう。

 そう思ったのだ。なんだよ、すごく風が強い。中川の土手から本奥戸橋に行く時、向かい風にあって、自転車が前に進まない。

 かぶっていた帽子が飛ばされそうになった。やっと橋までくる。立石郵便局の前を通って右に折れる。

 そこは坂道になっていて突き当たりを左に曲がると、右に西円寺というお寺がある。

 となりはマヤ幼稚園。最初の桜はそこにあった。八分咲きか。なるほどなあ。そこを通りすぎると今度は諏訪神社があって、ここは秋になると盆踊りをやっている。

 ここにも桜がある。お寺、幼稚園、神社に桜はつきものか。なぜだ? まったく理由がわからない。

 もしかしてそこには神聖なイメージもあるのだろうか? たしかに視覚的な感覚でいうと、お寺も幼稚園も神社も、ただそれを見るだけで無意識のうちに心が落ち着いてくる。

 そういう効果があるような、ないような。ないような、あるような。あるよ。絶対にある。

 しかもその三つがそれぞれ桜の花とセットになった時、決定的何かを演出しているような気がしてきた。

 お寺、幼稚園、神社にとって桜の花はみずからの存在をブランド化するには絶対に必要なものだった。

 そうか日本人にとって桜の花は精神的ブランドなのだ。しかも一気に、一斉に咲き乱れる。

 ついこの間まで桜の木は枯木状態だったのにである。まさしく内なるものの秘められた生命力が外に向かって大、大、大爆発だ。

 桜の花は問答無用にそれを見せつけてくる。人はそれを見ることで目に見えない自信をもつ。

 自分の中にも桜はあると。ある。ないはずがない。あるに決まっている。桜という名の遺伝因子の誕生である。

 踏み切りを渡り左に行くと京成立石駅にぶつかる。線路沿いに数台の自転車が横倒しになっていた。すべて強風のせいだ。

 駅までくると「4月5日、立石桜祭り」という看板が目にはいった。よし、行ってみよう。アーケードがある反対側の商店街を南へ直進だ。

 まず左に本屋がある。一つ目の信号を渡ると、右がおもちゃの「タカラトミー」の会社。左が長野青果。

 そこの道も桜並木になっている。だがそれは序の口。その先に本命の名所があるのだ。二つ目の信号までくると左に葛飾区の区役所が見える。

 そう、そこの右に一直線の道路があって、道の両サイドが桜で埋め尽くされているのだ。距離にすると300メートルぐらいか。

 道路の右は清和小学校、立石中学、南葛飾高校。週末は間違いなく歩道に場所取りした人たちでいっぱいになる。

 花見客でピーク。容易に想像がつく。まだ8分咲きの桜並木のもと、私は車道の真ん中を自転車で突き抜けた。

 左右の桜が地上およそ10メートルのところで道路へと伸び、そこできれいな花のアーケードを作っていた。

 き、き、気持ちがいい。折り返し地点までくると、今度は思い切り車道のど、ど、ど真ん中を逆走した。

 もったいないのでさらにそれを往復、2回やった。私はそこで「これがこの世の浄土だ、浄土だ!」と叫んでいた。

 あの世に極楽浄土なんかない。私はそもそもあの世を信じない。認めない。この世とあの世の二元論なんてくそくらえだ。

 その発想が人生を苦しめるのだ。あの世=浄土という幻想を与えるな。そうするとこの世が比較対照という形の中で不利になるのは、目に見えているではないか。

 人生とは世界を感じて生きること。それで十分だ。要するに生きるということは世界(この世)を感じることの特権を与えられていることである。

 月、火星、木星、土星、天王星にはなあ〜にもないんだよ。世界を感じてあげる人がいないんだよ。

 それは世界が存在していないことと同じなのだ。「花は桜木、人は武士」。いい言葉だ。そのあとに「この世は浄土」と入れたいよな。

 蓮(はす)の花が極楽浄土の象徴といわれるが、それは違うだろう。どうみても桜の花しかないよ。

 風に乗って桜の花びらが舞っていく。散っていく。そこまで見せている、演出している花はほかにない。

 花は普通、咲いたあとはしおれるか枯れるかである。ところが咲き切ったあと桜は花びらが一つずつに分離して、散らばっていくのだ。

 しかも地面や水面に落ちた一片の花弁(はなびら)は、枯れてもいないし死んでもいない。確実にまだ自己主張している。

 すごい生命力だ。桜の花が散る姿を見て人生のはかなさ、むなしさ、無常観を訴えるのは後付けの論理だ。フェイクだ。

 全然はかなくないよ。散るに散らばって再生していくことを意味している。五弁のはなびらが五つに分離して散っていくところに、私は桜の真骨頂をみた。

 そのことで花の残骸を木にとどめていないのだ。誰か今週の日曜日の夕方、立石に遊びにこない?

 くるわけないか。待ち人、期待。そのときは“立石浄土”の世界を案内する。よって今日の“四字熟語”は立石浄土だ。

ターザンカフェより)

ターザンにキレた、ポーゴ乱入予告!
いったいどうなるのか!!!

★2009.04.06 mon at.LOFT PLUS ONE
格闘技トーク最強タッグ!!
ターザン山本と吉田豪の格闘二人祭!! 〜09'春〜

全格闘技ファン絶対必見!!
話題騒然の格闘技トーク最強タッグ、ターザン&豪が毎回乱入するマル秘豪華ゲスト達とシュートで激突する大ブレイク暴走ガチンコ格闘技トークバトル!!

【出演】ターザン山本&吉田豪、豪華マル秘ゲスト達乱入!!
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