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渋谷自由

 JR渋谷駅。その前にあるスクランブル交差点。あれが渋谷という街の象徴である。都会とは、人が歩いている風景が最も都会らしく見えるのだ。

 その歩く集合体。それがスクランブル交差点である。どこに行くかは人それぞれだ。てんでバラバラ、もみくちゃにすれ違いながら勝手に、みんなあさっての方向に散らばっていく。

 その一瞬の運動。それをビルの上から俯瞰してみていたらたぶん、都会が何であるかが一発でわかってくる。

 我々の存在はいつだって“点”でしかない。忙しく動き回っている蟻だ。蟻。

 私にはあのスクランブル交差点が蟻の巣に見えた。でも、渋谷の町にいる人たちは働き蟻ではない。

 どちらかというと、ヒマなことを楽しんでいる人たちの世界である。それがまたいいのだ。渋谷、バンザーイだ。

 新宿、池袋、赤坂、六本木のどこよりも若い女性が中心になっている街。そして、ここでは美人が必要ないという自由さと解放感に満ちあふれている。

 それがカオス(混沌)という形をとりながらバランス感覚をみせている街である。街はいつだってカオスと自由がテーマだ。


 BUNKAMURAに行った。夢香姫と「青春のロシア・アヴァンギャルド」展を見るためだ。

 私はお金がないので、彼女に入場料1400円を払ってもらった。借りだ。私の大好きなシャガールの絵は二つしかなかった。

 美術展は“個人もの”がベストだ。たとえば“マティス展”“ダリ展”“モディリアーニ展”もそうだった。

 テーマが一本に絞られる。いろんな画家の絵を並べられると、見る方に集中力がわいてこない。これは問題だ。

 一つだけびっくりした。ロシアにアンリ・ルソーがいたことである。その人の名前はニコ・ピロスマニという。彼はいいよ。

 好きになった。完全に自分の作風を持っている。才能がある。才能とは迷わないことである。

 作品に迷いが見えたら、それはビジネスでいうと欠陥商品のことなのだ。製作過程の中では、どんな天才でも迷う。

 しかし、出来上がった作品に迷いは悪なのだ。いやあ、黒と白という二つの色を基調としたところにニコ・ピロスマニの絵の魅力がある。

 私は彼の絵を見て、自分がいかに黒と白が同時に好きなのかということがわかった。絵の中に「コサックのレスラー」というのがあった。面白い人だ。

 もちろんカジミール・マレーヴィチの絵も単純に楽しめる。明るくていい。農民というリアルな人間を描きながら、それを色彩で中和するとこんなファンタジーな色の感覚になりましたという感じだ。

 それが「刈り入れ人」であり「農婦、スーパーナチュラリズム」である。スターバックスに寄り、一服。彼女と「ここ(渋谷)に来てよかったね・・・」と言い合う。


 街に出るとやっぱり気分がいい。渋谷駅の地下に本屋がある。そこで新書を3冊買う。図書カードがあったからだ。

 その中のひとつが梅田望夫著「ウェブ進化論」。この本が文学的だというので、それを検証してやろうというわけだ。

 何? 16刷り。ベストセラーではないか。私の家の近くを奥戸街道が走っている。夢香姫の一家が以前、住んでいたというビルの前の通りを環七に向かっていくと、ファミレス「デニーズ」がある。

 そこで本用の対談をした。いかにして2人が恋人になったのか? その核心の部分をしゃべったのだ。私が忘れていたことを、なぜか彼女はすべて細かくみんな覚えていた。

 アチャーである。「出会い」「文章講座」「恋人関係」。これで三部作の完成である。

 正直言って、私は彼女と恋人同士になるとはまったく考えていなかった。そんなものである。すべては成り行きである。

 恋愛も出たとこ勝負でいいんじゃないの? 出会い頭の予期せぬ展開。後は野となれ山となれだ。愛(毒)を食らわば皿まで。そういう見方もある。

谷賢と内博(ウチパク)さんに映画「イースタン・プロミス」を見るようにすすめたら、谷賢はこの日、池袋のレイトショーでそれを見に行った。いいぞ。

 カルチャーショックを受けるから。この日の“四字熟語”は、渋谷自由にする。


ターザンカフェより)

★ 7/26(土)18:00より、“ビジュツイッキ塾”をおこないます。
課題「対決 巨匠たちの日本美術」(http://www.asahi.com/kokka/
東京国立博物館 平成館(http://www.tnm.jp/
場所:喫茶室「ルノアール」ニュー秋葉原店
http://www.ginza-renoir.co.jo/renoir/index.html
参加費:1000円(美術館代・ドリンク代は自己負担
電話番号 03-3251-0210
所在地 千代田区外神田1-16-10ニュー秋葉原センタービルB1

★ ターザン山本! のポッドキャスト:http://tarzanpod.cocolog-nifty.com/blog
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