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親父炎上

 とにかく、10月に出る予定の本の原稿を40枚書いた。それでわかったこと、気が付いたことがある。

 やっぱり書かないとダメだ。一応、今日の午後2時までという約束は守ることができた。この自信があれば何でもできる。まずは“やる気”を見せるである。

 午後1時40分だった。ひとりの女性から電話があった。彼氏との関係が破綻寸前状態になったという相談である。

 こういう時は相手の話を聞くしかない。男と女はお互いが好きだと思っていて相思相愛にあっても、ちょっとしたことが原因でおかしくなるケースがある。

 原因はそれだった。アチャーだ。私は彼女からその理由を聞いた時、思わず「え、ええ〜!」と言って笑ってしまった。

 私からすると、両方とも悪くない。彼女は何かの拍子で彼が発した言葉に過剰反応して、一方的にガチャンと電話を切ったのだ。

 びっくりしたのは彼の方である。ほんのチラッと10代の頃の話をした時、その時、好きになった女性のことを言ったのだ。

 まったく男は悪くない。だが、それを受け取る女性の女心はそれに対して着火する。彼女たちは感情の動物(失礼! 生きもの)だからだ。

 それって、誰にでもよくある話である。恋人の前で昔の彼、昔の彼女のことは話すな。それは2人の間の無言のルールでもある。

 まあ、いくら「恋愛は相手の過去を忘れること」だといっても、人間には感情がある限り無理だ。

 一方的に電話を切られた彼氏は「なぜ君は私の過去を否定しようとするのだ?」となった。

 もう、どっちもどっちだ。2人してアチャーと叫べばすむ話である。そのためにアチャーがあるのだ。アチャーって、実に便利な言葉である。

 このように、実は恋愛とは壊れやすいものである。恋愛はなぜか、相手に対して完璧な愛を求める。

 そこにたった0.1ミリでも小さな傷がはいると、そのことですべてがパーになったりする。それが恋愛である。

 しかし、それは避けられない。人間は誰もみんなパーフェクトではないからだ。だったら、男と女はケンカしながら好きになっていくしかない。

 適当にぶつかる。適当にケンカする。あるサイクルでそれは必要なことかも。そんな気がするのだ。まさしく、私と夢香姫がそれだ。

 私は彼女に対して、いつも本音を言うようにしている。まあ、そんな私に彼女はよくついてきていると思う。すごい物好きだ。物好きは好きより何倍も格上だから。


 午後2時、ダイヤモンド社の編集長に立石の「サンマルクカフェ」で原稿を渡す。私の字はとても読めるシロモノではない。

 編集長は5枚、夏をイメージしたかわいいポストカードをプレゼントしてくれた。

 ありがとう。それはとてもうれしい。ノトヤに行ったら、お母さんが「先生、カレー、食べていかない?」と言った。

 今、今「与作」で豚汁を食べてきたところだよ。そういう時は、あらかじめ電話してくれる? だって、お母さんが作るカレーはとても家族の味がする。外で食べるカレーとはやっぱり違う。

 そうしたら、お皿にカレーを盛って、それを私に持たせてくれた。よし、冷蔵庫に入れて明日、ドライカレーにして食べよう。

 5時過ぎ、大門にあるカフェに行って彼女を待つ。私と彼女がその出会いについて語り合った対談を私が原稿に起こし、それを彼女がパソコンで打ってファイルにしていた。

 何もそれを持ち歩かなくてもいいんじゃないの? どれどれ、見せて! あれ、これ、すごくいいねえ。面白いねえ。リズムとテンポがあって読みやすいよ。

 見ると、彼女はうれしそうな顔をしているのだ。よっぽど気に入ったの? ヒンニュー、ヒンニューという言葉を私は連呼しているのにね(笑い)。

 7時半、新宿歌舞伎町の「ロフトプラスワン」で“格闘2人祭”がある。第一部のゲスト、永島勝司氏がやってくる。

 なんでも、8月に大倉出版から本を出すそうだ。その中で、私のことをケチョン、ケチョンに書いているので了承してねと言われる。

 なぜ、ターザン山本! のことになると、みんな好き勝手なことを書くのだろうか? そこにはまったく遠慮というものがない。

 不思議だよなあ。アチャーだ。吉田豪ちゃん、永島さんと控室でラブショット用の写真を撮る。ウン、これはいい。

 永島さんは、いつになく雄弁だった。9時に終わるところを40分も延長。持っているネタを次々と出してきたのは偉い。次は新間さんを呼んでよ。あの人といっしょにやりたいよ、と言う始末。

 へえ〜、永島さんも変わってきたね。猪木と共にモスクワ、北京、バグダッド、ピョンヤンに行った人である。

 ネタがないはずがない。昭和プロレスの第二弾の興行は一応、11月を予定しているようだ。最後、新日本プロレスは悪くない。

 その新日本を訴えた藤波も悪くない。正しい。悪いのは新日本を買収したユークスだと、大声でそう言った時は笑えた。

 やっぱり悪者はユークスなのか。お金を出した側なのにね・・・。永島さんは文字通り、親父から“いい親父”になりつつある。

 彼にとって今や残された財産は、プロレスという記憶だけだ。それは私にも言えることである。記憶だけはダイヤモンドであり続ける。

 その記憶を共有し合えることの喜び。それがつまり、同時代人の特権なのだ。戦友といってもいい。敵同士だったのにね。


 10時前、杉作J太郎さんが第二部で登場。この人の話はマンガだ。FMWの解説をやっていた時、団体の内側、裏側を知ってしまった。

 それが全部、ネタになっている。笑うしかない。11時20分近くなった時、私は電車がなくなるので先に帰らせてもらった。

 終電ギリギリに間に合う時間である。彼女は客席にいたが、他の客の視線を感じて食事も、眠ることもできなかった。

 それは疲れるなあ。仕方ないか。“格闘2人祭”の次回は10月か。その頃になると、私も大きく変わっているはず。

 今日の“四字熟語”は、親父炎上にする。永島さん、いい親父になっておめでとう! お互い60代だけど、長生きしようね。

 そうしたら、きっと何かいいことあるよ。これから先は、我々はプロレス同窓生だよ。


ターザンカフェより)

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