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「卒業課題」(4)

「ウンチク≠排除せよ!」  八木一平

ターザン山本!先生の「実践文章講座」に通い始めて七カ月が経つが、成長したところを挙げろといわれると少々心許ない。

見つかった課題が多すぎて自分のなかで消化しきれないのだ。

たとえば、ぼくには無用の「ウンチク」を語りたがるというクセがあった。

名言、格言、ことわざを、誇らしげに使う。先生に言わせるとそうした言葉は文章をくどくするだけで、何の足しにもならない。

これを理解するのに半年かかり、実践するのに一カ月かかった。講座が終わる一週間前になっても治っていない。

「けんか」をテーマに一文を書いた際は、柔道を教わり、あまり上達しないが、それなりに楽しいということを書いてスムーズに流していた。

そこへ、『広辞苑』が示す「けんか」の定義を引用してしまった。山本先生は言う。

「これでキミの文はすべて台無しになってしまった」

このほか、語りたいことを整理しきれず書きなぐったため10行前後で「ダメ出し」され、途中で添削を放棄されたこともあった。

これは、講座のなかで唯一の事例だ。

中途半端な「道場論」を展開してブッタ斬られたこともあったし、とにかく毎週のように注意された。

自分が分かっていることだけを書け。それこそ、いちばん価値がある、と山本先生は繰り返す。

何度このことを説かれたか、とても数え切れない。それでも修正できない。

指摘されたことをすぐに文章に反映できる飲み込みの早い受講生もいる。さすがに焦る。

すると、先生は「こういうことは個人差があるから、心配するな」と言ってくれた。どれほど勇気づけられたか。

ただ、後になって「そういうわけで、今は全然焦っていません」と言ったら、「少しは焦ったほうがいい」と返された。



「編集者として学んだ講座」   谷 賢一

同僚の書いた文で、同じ単語が連発するのがいちいち気になるようになった。

本を読んでいて、この書き方はおかしいと首をひねるようになった。

「実践文章講座」でターザン山本!氏の生徒への添削を見ているうちに、僕は人の文章に突っ込みを入れるのが確実にうまくなった。これが現時点の僕の、最大の収穫かもしれない。

僕は編集者をしている。いわば、書き手というより、文のよしあしを判断する側にいる。

講座の門を叩いたのは、うまく文が書けるようになりたいという直接的な動機がもちろんあった。

一方で、文章はどう直せばよくなるのかという、ワンクッション置いた理由も用意していた。今思えば少し邪道だった。

山本さんの添削は見るほどにおそろしい。文章の中で、重複する単語を瞬時にピックアップする。言葉じりひとつで、その人のクセや性格まであばいてしまう。

気を抜いて文字を書き連ねれば、それすらも見抜かれる。指摘部分をチェックしているうちに、だんだんとポイントがわかってきた。

それをもとに、就職活動中の知り合いの書いた作文に指摘を入れたら、受けた周囲の人の中で、その人だけが通過した。

ところで、自分の文章はどうなったのかといえば、僕はかなりの劣等生だ。

なにしろ、例えば「約束」という課題が出されても、内容がまとまりきらない。ネタが出ない。さんざん苦しんだあげく、結局書けず、講義中肩身の狭い思いをした。

しかし、そのままの状態を周りは決して許しはしない。そのような空気ではない。

「たにけーん、お前、文章出せ!」

文章課題を提出しなかったとき、僕は講師の山本さんのみならず、生徒にまでプレッシャーをかけられる。山本さんの講義を受けているうち、みなまで熱くなっている。

普通の文章教室と大きく異なるのはおそらくこの点だ。これを聞き、「よし、今度こそちゃんと書こう!」と気持ちが新たになる。

今は締め切りに遅れる書き手の気持ちが痛いほどわかるのだ。



「ガチャッ!として、いいねぇ」  岩井政佳

ターザン山本!はときどき、特殊な表現を使う。いや、表現は普通だけど、意味が特殊というべきか。

例としては「めんどくさい」「ガチャッ!」「しゃらくさい」「しょっぱい」など。

「実践文章講座」の中で何回も出てきた用語たちだ。ターザン自身はこれらのコトバを会食の席でも普通に使っている。

この文章を読んでいて「『めんどくさい』は自分も使うし、意味もわかる」という人がいると思う。それは、違います。本来ならば、ターザンの話を直接聞かないとわからない。

今回は「ガチャッ!」の説明に挑戦してみる。

「ガチャッ!」は文章中、時間軸が大きく移動してメリハリがある場合に使う擬態語・擬音語。

「ガチャッ!として、いいねぇ」。つまり、ほめ言葉のうちに入る。

自分の書いた文章から拾ってみる。

(前略)

その主な理由は、ビデオの編集環境が容易には手に入らなかったこと。1985年の話。

それから20年たって、実はこれから、作品に仕上げるつもりでいる。

(後略)

こんな文章に対して「ガチャッ!、とんだよ」と説明してくれる。 

別の例で。テーマが試合内容自体にないときには「試合は始まった。結果はErica、マーガレットの圧勝」と端的に表現した方がいい場合がある。

ここをダラダラ書いていると、「この部分は削って、「ガチャッ!」と結果だけ書くといいよ」と添削される。

昼働いてる場面から夜飲んでる場面への展開は「ガチャッ!」である。

その会社に入社した場面から、退社する場面に行くのも「ガチャッ!」。

「時間軸がとぶ」と書いたがそれだけに限らない。関連するキーワードを並べてみる。

メリハリ、起承転結の転、陰と陽、ハレとケ、空間軸がとぶ、男と女、真中と端っこ、白と黒…。

これらは大きなくくりでは、すべて「ガチャッ!」である。

これで、いくらかは説明できたかもしれない。繰り返しになるが、本来はターザンの話を直接聞かないとわからないので、その点、よろしく。

ターザンカフェより)

※第二期「実践文章講座」の受講生募集中!(4月13日<木>〜6月26日<木>まで計12回。詳細はコチラから)。



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