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ブルーザー・ブロディ

ブロディは自分をメシア(救世主)と思っていた。

ブルーザー・ブロディというレスラーは、仲間のレスラーに刺されて死んだ。プエルトリコでの出来事である。刺した人は結局、無罪だった。

今から16年前、1988年7月16日のことである。彼は自分のことを本気でマット界のメシア(救世主)だと思っていた。

そういえばあの髪型と顔つきはどこかキリストに似ている。彼はまたユダヤ人でもあった。父はユーゴスラビアからの移民で、アメリカに渡った時は炭坑夫だった。

そして入場テーマ曲はなぜかレッド・ツェッペリンの『移民の歌』。

なぜ彼は自分のことをメシアと思っていたのか? 一つは「ファンは俺にメシアであることを期待している」と勝手にそう考えていた。

もう一つは「俺が試合をすることで興行人気が出る。それはひいてはプロモーターをうるおすことになる」と信じていたからだ。

アメリカ各地に日本、オーストラリアに遠征して試合をすることは、ブロディにとってメシアによる旅行記だったのだ。

だからプロモーターやマッチメイカーよりもブロディの方が上位自我にあるのだ。



ブロディの持論は「プロレスラーは哲学者であれ!」

普通、レスラーはプロモーターには絶対的に服従をする。反抗すると仕事がなくなる。メシが食べれなくなる。

だがブロディはおかまいなしなのだ。気に入らなかったら試合を突然、キャンセルする。

ドタキャンする。新日本プロレスはそれでさんざん苦労した。被害を受けた。あのA・猪木をして「嫌いなレスラーはブロディ!」と言うのだ。

へんな人だった。インタビューされた時「これから世界中のマットで“ブロディ革命”を起こす!」と自分からそう豪語した人である。

ほかのレスラーが聞いたらたぶん「この男は頭がおかしい。クレイジーだ!」と言ったに違いない。

口ひげとあごひげはエルネスト・チェ・ゲバラに似ている。ゲバラはボリビアでブロディは南の島プエルトリコで非業の死を遂げた。

ブロディ夫人のバーバラさんはボクに「あの人は家を一歩出たらジキルとハイド氏のように二重人格になるのよ!」と言った。

プロレスラーであることは哲学者になることだというのがブロディの持論でもあった。だから誰の言うことも聞かなかった。刺された原因はそこにあった。

最後に彼の言った言葉を一つだけ紹介しておこう。

「どんな国でも公園に行って母と子供がいっしょに遊んでいる姿を見ると、その国の文化がわかる…」



◆ブルーザー・ブロディ

本名・フランク・ドナルド・ゴーディッシュ。1946年ペンシルバニア州出身。198cm。135kg。プロフットボーラーを経て、新聞記者となったが、“鉄の爪”フリッツ・F・エリックのすすめで、1973年にプロレスデビュー。1979年に全日本プロレスに初来日。81年の暮れに行われた最強タッグにジミー・スヌーカとのコンビで優勝。J・鶴田とのインターヘビー級王座をめぐる死闘はあまりにも有名である。1988年、プエルトリコの会場で、ホセ・ゴンザレスに刺されて死亡。得意技はキングコング・ニードロップ。



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