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母について。

・母には都会を経験させてあげたい。



 きのう、5月13日は「母の日」だった。

 みなさんはお母さんに何かした?

 谷賢に聞くと前日、実家から本人に「あしたは母の日≠ネのよ? わかっているの?」という電話がかかってきたという。

 どうせ谷賢は何もしないんだろう。男の子はみんなそうだよ。母が生きているうちは安心して気にもとめない。

 それでいいのだ。谷賢、お前は悪くない。

 私の母は平成14年(2002年)7月8日に亡くなった。5年前だ。91歳だった。本名は山本ヨシコという。明治44年生まれ。

 ということは、私の父と母は共に明治生まれなのだ。だから私は骨太。体も丈夫ときている。父も10年前、母と同じく91歳で亡くなった。

 山本家は総じて長寿の家系。母方はみんな糖尿病。それは私にも遺伝した。

 ところで、私は母が35歳、父が40歳の時に生まれた。

 上の姉は11歳上。戦争のせいである。昭和21年4月生まれの私はまさしく団塊の世代そのまんまなのだ。

 私が4、5歳の頃、母はすでに40になっていた。

 小学生になった時、同級生の母親はすべて若い。見るからに若い。

 20代後半の人もいた。私はコンプレックスのない人間なのだが唯一、母が高齢だったことが私の劣等感になった。

 だからひどい話だが、小さい時、私は母といっしょに町を歩くのをいやがった。これは本当の話である。

 父は帝国人絹(帝人)の職工だった。

 帝人は従業員のために総合病院と社宅と浴場を作っていた。

 まだ小学校にあがっていない頃、私は父や姉に連れられてその浴場に行った。男湯と女湯の洗い場の間には仕切りがあった。

 私は小さかったのでそこの戸を勝手に開けて自由に出入りした。それこそ子どもの特権である。子ども心に女湯に行くとさすがに目を見張った。

 若いお母さんたちの女体(にょたい。失礼)が目の前にど〜んとあるのだ。

 あれが私にとって自己確認できた初体験≠ナある。

 圧倒された。まさしくそれは裸のヴィーナスたちの群像である。

 あれを見てしまった≠アとはその後の私に決定的な影響を与えていた。

 行きはよいよい

 帰りは怖い

 行くべきか

 帰るべきか

 迷わず行けよ

 ヴィーナスたちの世界へ

 これもまた妄想である。

 晩年の母は静かにひとり浄土真宗の信者になっていた。

 母が亡くなったあと、弟の家に行ったら、父と母の結婚式の写真を偶然、見せられた。

 ウン、これはたぶん母が23歳頃のものだ。

 若い。全然、私が知っている母とは違う。見間違える。

 私はその母を20歳のまま現代の女子大学生にしたらどうなるのだろうかと思った。

 母には都会を経験させてあげたい。若いままで、それが私の母に対する遅ればせながらの親孝行である。

 ターザンカフェより)

 ※有限会社「ターザンギャルド」のホームページ(http://www.tarzan-garde.jp)ができました。

 ※次回、「格闘2人祭」は7月2日(月)です。

 ※「ファイト!ミルホンネット」(http://miruhon.net/)にて、ターザン山本!の最新作「桜庭VS秋山戦でわかった格闘技界の惨状〜マスコミの犯罪行為〜」と「毒を食らわば皿までも」の第1章、第2章、第3章が販売されています(購入額・「桜庭VS秋山戦〜」…315円。「毒を食らわば〜」第1、2章…840円。第3章…525円)。

 

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