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ボクがホッとするとき… |
“中川”と“本奥戸橋”
ボクの家から京成線立石の駅に行く途中に“中川”という川がある。わりと幅の広い川なのだ。それがどういうわけかUの字型にすごく蛇行している。
南の方には平和橋があるのだが、それはボクの家の近くの土手からは見えない。
ボクが毎日、渡っている橋の名前は“本奥戸橋”という。その読み方は「ほんおくどばし」。
奥戸街道にあるためなのか、それともボクが住んでいる街が奥戸だからなのか、どうなのだろうか? 奥戸は「おくど」と読む。
ボクは外に出かける時、必ず行きと帰りに本奥戸橋を自転車で渡る。もちろん歩行者専用の道路を行き来するのだが、ボクの場合は家から橋まできた時、左に曲がって、そのまま南側の歩行者専用の道路を渡る。
この橋は鉄橋みたいに橋の上に屋根が組まれている。通常、街の中にある橋は平べったいものである。橋の上に立っているものといったらせいぜい街灯ぐらい。平和橋がそうである。
コの字型の鉄を90度ひっくり返してそれを橋の上にかぶせたと思えばいい。なぜそういう橋にしたのかボクにはよくわからない。
公共事業に異議あり!
そのおかげで橋の北側と南側がまったく別の印象を与えている。北側はまさに暗くてボク的には裏日本みたいなイメージだ。
それに対してボクが通っている南側はすごく視界が開けていて、限りない開放感をボクに与えてくれる。
逆コの字型の屋根がまるで北と南を別世界に区切っている感じなのだ。
最近、その屋根をペンキで塗りかえていた。足場を組むだけで大変。もう2ヵ月以上作業を続けている。
もしかすると3ヵ月かかっているかも。しかも何回も塗りかえていた。きのうも作業員の人が下の方を塗っていた。
はたしてどれくらいのお金がかかっているのか? すべて税金である。 あれはどうかと思う。
この3月で今年度の予算を使いきるためにやっているとしか思えない。公共事業に異議ありだ。
ただ、川を渡る時、満潮で水があふれるばかりにいっぱいになっていると、ボクはその時、なぜかホッとするのだ。
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