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幸福と不幸の温度差が悲劇を生む。 |
9月4日"シネマイッキ塾"で映画「華氏911」を見たあと喫茶「ルノアール」の会議室で映画談義をしていた時のことである。
何かの拍子である人がボクに「もしミサイルが飛んできたらどうしますか?」と質問してきた。
戦争について話していたらそういう質問をされたのだ。ボクはその時、ミサイルは人間のやることなので、ある程度、予想することが可能。
それよりボクは浅間山の爆発の方がはるかに怖いよとこたえた。一部のキャベツ畑の農家は火山灰で全滅になったんだよね。
そんなことを言っていたら9月5日の夜、三重県と和歌山県の沖でマグニチュード7以上の地震が2度、起きた。
5日の深夜のテレビはさかんに津波情報を流していた。NHKなんか地震情報しかしなくなった。
もう一つアメリカのフロリダ州では超巨大なハリケーンが発生。その名は"フランシス"と名付けられた。日本の本州より広い暴風域というのだから、考えただけでもぞっとしてくる。
それと同時にロシアの小学校でテロ事件が発生。300人以上の死者が出たというのだ。
地震が地球の地下におけるプレート活動のひずみから起こるように、テロもなんらかの社会的矛盾やひずみから起こる。
つまり天災と人災が同時に発生したということである。テロは21世紀の最大のテーマとなるだろう。
理由もなく最初からテロをする人間はいない。始めにテロありきではないのだ。
地震が地球の地下におけるプレート活動のひずみから起こるように、テロもなんらかの社会的矛盾やひずみから起こる。
その答えは簡単だ。国家のエゴイズムが原因なのだ。アメリカはイラクに、ロシアはチェチェンに内政干渉した。
この大国のエゴイズムこそが最大の悪なのだ。誰もそれを言わない。それがボクからするとおかしい。
よその国のことはよその国にまかせろ。余計なことはするなである。国家には人格は求められない。というよりも人格はない。
だから平気で空爆をやる。その国家の非人格的な行為に対して、人は憎しみと報復という感情で対立していく。それがテロなのだ。
一寸の虫にも五分の魂。窮鼠猫を噛むという二つの諺がテロの気持ちをよく表している。
これはやられた者にしかわからないのだ。幸福の温度差、不幸の温度差が悲劇を生むのだ。今や天災も人災も忘れた頃にやってくるのではない。
今、すぐ誰の身近にもそれが起きたとしても、まったくなんの不思議はない世の中、時代になったということなのだ。
ターザン山本!スケジュール)
◆9・18シネマイッキ塾(開催予定)
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